2005/11/14

ベビーシート取り付け

気がつけば11月も半ば。そろそろ暑くなってきた。

もう生まれてもいい時期に入った。ちょっと緊張してきた。実感が沸いて来たというか。
今日は半日休みをもらって、赤ちゃん用カーシートの正式取り付けをしてきた。いや、してもらってきた。後部座席のど真ん中に、ドーンと鎮座ましましているベビーシート。ここに妻の腹から出てくる小さな人が寝るのだ、もうすぐ。

いよいよ親父になる。子ども大人化18年計画のスタートだ。

2005/10/31

SOAだ。

雨が降ると言われつつもいい天気の一日。

もう11月になる。そろそろ臨月だ。
家族が一人増えると思うと何か感慨深いものがあるんだろうが、実はまだない。実際に抱いて重みを実感したり、寝てるところを泣き声で起こされたり、突然の 発熱で病院に走ったり、笑いかけたら笑い返してくれたり、そんなことを繰り返して、自分のなかにしみこんで行くんだろう。


まぁ何はともあれ、SOAだ。Service Oriented Architecture.
今のところはまだまだ日本では適用されていない状況らしいが、これから間違いなくSOA化していく模様なので、とりあえず勉強しといて損はないだろう。

キーワードは多分「結合」だ。すでにある機能(サービス)を結合させてシステムを構築する。

こっちの大学時代、約3年ほど前に、IBMと提携しているという授業を取っていた事がある(これを取ってればIBMにすぐ行けるんじゃないかと少し思って いたから取った)。そこで講師が、「wrapper (サービスとサービスを繋ぐもの)が大事になってくる」だとか、そういう事を言っていたが、今思えばそれがSOAの考え方だったのかと気づく。そのときは 多分SOAという言葉は使ってなかったと思うが。

アプリケーションを自分で書くことにしか興味がなかった当時の僕には、何言ってんだハゲ、という印象しか与えなかったが、今となっては何たる無知かと思う。常に謙虚でいなければいけない。

まぁそういうわけで、また勉強しなきゃいけないものが増えたのだった。

2005/10/23

シドニー日本食事情

日曜、すごくいい天気。夕方ビーチへ散歩に出たついでにちょっとルアーを投げてみた。当然音沙汰なし。こういうのは釣れるとか釣れないとかは関係ない。そんな小さな事にはこだわらないのだ。自然と触れ合うのが目的だから。などと言ってみる。

たまに日本食を食いに行く。いわゆるラーメン屋とか定食屋みたいなところだ。こんな質の悪い食い物を客に食わせて良心の呵責等は起こらないのかと不思議に思うことが、悲しいかな多いのだ。

こっちに長くいるので、感覚がマヒしてくるのか、腹が減って判断力がなくなってしまっているのかよく分からないが、何かラーメンとかカツカレーとか、そう いったものにありつけるというだけで嬉しくなってしまうのだ。しかしよく考えてみると、あんな質の悪いものに10ドルとか15ドルとか払う価値はあるのだ ろうか、と思う。

こないだ(10月8日)、 Artarmon という駅前にある「ラーメン元気」とかいうところで食ったカツカレーだが、カツの質が非常に悪かった。まぁそんなものでもカツカレーなんか久しく食ってな いから、腹がすいている始めのうちは非常にエンジョイしたわけだが、よくよく反芻してみると、それで商売しようと思ったのは何故ですか、と問い詰めたくな るような代物だ。妻が食ったラーメンも、しょっぱくて大変だった。人様からカネを取っていいレベルに達しているとは思えない。

一応フォローしておくと、カレー自体は悪くなかった。まぁカレーをまずく作れる方がどうかしていると思うが。ちなみにそのカレーをまずく作れる日本食屋が 「てんさん」というラーメン屋である。ある意味偉大だ。それで10ドル以上は盗る。いや、取る。なかなかのチャレンジャーだ。

そういうまずいものでも、シドニーにいる日本人は喜んで食っているのが本当に不思議だ。そういうものを出されるのは侮辱だと思ったりしないのだろうか。そ れともみんな本当にうまいと思っているのか。あの客の入りを見ると、みんなそれ程悪いとは思っていないんだろうな。世も末だ。

悪いものを悪い、まずいものをまずいと言う風に言ってあげないと相手のためにもならないのに。裸の王様だ、それじゃ。

客がその調子だから当然店のレベルも低値安定だ。一向に上がる気配はない。むしろどこまで質を下げられるか、質の下限に挑戦している気配すら僕には感じられる。最低限の質で最大限の利潤を追求しているわけだ。それはそれですごいが。

オーストラリアは多民族国家だ。本当にいろんな国の人たちがいる。そういう中であのようなものを提供して、いろんな国の人たちにあれが日本食だと思われる のは本当につらい。本当に嫌だ。恥だ。あんなの日本じゃ食わないですよ、と声を大にして言いたい。あんなの食い物じゃないですよ、とも教えてあげたい。そ の辺の日本食屋をやってる人たちは、ちょっと味を知ると同時に、恥も知るといいと思う。

そういうわけで、たまに職場の同僚とかに「いい日本食レストラン知ってる?」とか聞かれると、本当に困るのです。いい中華ならいくらでも知ってるんだが。。。

2005/10/22

ちょっと横道にそれた。

先日金曜日は休みをもらって妻と病院へ。腹の中の小さな人は順調だ。

前々から興味があったリッチクライアント。近頃は全く開発関係の仕事をする事がなくなったので、そういった情報をチェックすることが随分減ってしまったが、ふと @IT のサイトを見てみる。

何 か Ajax とかいうのがちょっとした流行になっているのか?サイトによれば、『XML形式のデータをJavaScriptで処理することで、ブラウザのHTTPによ るページ遷移とは非同期にサーバとやりとりして「動的に」ページ内容を変更する仕組み』だそうだ。何か XMLHttpRequest とかいうものを利用してC/S間でデータをバシバシと通信するとか。

まぁ通常のように、何かアクション(リンククリックとか)→サーバー からのHTTPレスポンス、というコミュニケーションに加え、JavaScript がバックグラウンドでサーバー側とやり取りして何かうまいことできるらしい。クライアントサイドにかなり依存するので、多分IEじゃないとうまく動かない とかいうのがあるようだ。

そんで、Ajaxを使用したサイトとして、gmailフォト蔵な どが挙げられていた。gmail は知ってたがフォト蔵は初めて聞いたので、ちょっと行ってみると、写真をアップして10000枚まで保存できるサイト。インターネットに公開したり、友人 や家族にだけ公開したりできる。まぁコンセプトとしてはよくある感じのサイト。これがAjaxを使っている。

どんなところがAjaxなのかというと、例えば画像をアップする際に、ローカルPCから画像を選択する。すると、選択するや否や、ページ上にプレビューが表示される。多分の部分とかがAjaxなのかな。そんなわけで早速ユーザー登録して、写真をアップしてみた。これ

画像をアップするために、新婚旅行で撮った写真を再整理。ネコの写真をアップした。何かリッチクライアントを調べているうちに完全に横道にそれてしまったが、何か面白そうなサイトを見つけられたのでよし。

2005/10/14

金曜日

さて、あっという間に金曜日だ。
近頃はちょっと寒い天気が続いている。くもりがち。ビーチの散歩も滞り気味。

11月終わりごろか、12月初め頃に子どもが生まれる予定だ。
僕が所属するチーム(約40名程度)の中で、その辺りに子どもが生まれるという人は、なんと僕を入れて4人もいる。しかも全員父親だ。逆算すると、2月から3月あたりに一体何があったのか?

明日また、先週行ったとこに行く予定。
今度はエビカツカレーを食べよう。

2005/10/10

馬鹿と不幸な人間は俺の側に寄るな

いい天気。月曜の出勤はやっぱり「えいっ」という感じで勢いをつけないとな。動けない。

今ある能力を10とする。普段の仕事の中で、常に その範囲内でだけやっていると、その人の10は大きくならない。10の力を持っているなら、常に11、 12以上を必死で出そうとしないと、その10は大きくならない。ない袖は振れないんだから11の力は出せないけど、必死で出そうとすることで、今ある10 という大きさの器は、11が入るだけの容量になる。

欧米社会(あるいは英語圏の社会)では、割ときっちりと自分の役割が決まっていることが多い。例えば、雇用契約書には、ジョブディスクリプションみないなものが書いてあったりする。自分の仕事はこれこれこういう内容のものだと。

あるいは、自分の役割として、これだけの量の仕事をこなせばいいのであって、それ以上(残業などしなければならないようなものについて)は受け付けない。とか。

前 者の、ジョブディスクリプションについて、自分の仕事の範囲を超えるものは、特に大きな組織内ではやるべきではないと思っている。組織の中では役割分担を はっきりさせて、それぞれが責任を持って自分の仕事をこなすべきだろう。もちろんある程度オーバーラップする事はあるし、相互扶助が必要な場面も多々 あるが、まぁそこはそれ。臨機応変だ。馬鹿はそれができないが。馬鹿は隣の芝が青く見えるのか、自分のやるべき事はやらずに、人のやる事に口出しばかりす るものだ。

後者について、確かに自分のキャパシティを超えるものについては、受けるべきではないという考えもあるだろう。例えばキャパを超えてしまったが 故に、サービスの質が落ちて、顧客に対する責任を果たせなくなってしまうから、自分のできる範囲の量の仕事を丁寧にこなすのだ、と。

一理あ るが、常にそんな事をしてると、それはただのアホだ。常に自分の器に入る量の仕事をこなすだけ。器はいくらでも大きくなるのにちっとも大きくしよう としない。しかも若いうちならなおさらだ。これが若いうちの苦労は買ってでもしろという所以だろう。今なら激しくうなずける。

自分のでき る範囲の仕事を丁寧にこなすというスタイルは、揺ぎない経験を積んだ熟練した人達だけに許されるものだ。そうする事がイコール最高の質のサービ スを提供できるわけだから。そうでないならもっと必死で10を11にしようとしなければならない。馬鹿はそれが分からないしできない。「いや、僕はもうこ れだけ案件抱えてるので、これ以上できません」などとのたまいながら、仕事をせずにネットサーフィンなどをしたりするものだ。そして定時になるのを帰り支度をし ながら待つのだろう。

10が11になった時には、多分ちょっと景色が違って見える。成長したのがわかるというか、ひと皮むけたというの か。そうやって、自分の「10」はどんど ん大きくなって行くのだ。それを知る事ができない馬鹿は不幸だ。そして僕は馬鹿と不幸な人間は自分の側には近づけたくない。変な波動とかが出ていそうだからな。

2005/10/08

カツカレーとか停電とか

土曜日、曇り空。

朝いつものように起きてビーチへ散歩に行こうと思ったら、外は曇り空。明け方あたりに雨が降ったようだ。散歩中止。何やらちょこちょこと食べて、僕は何かソフトをいじってみたり、本を読んでみたり。妻は寝てみたり。

昼頃になって突然、昼飯はノースシドニー方面に遠出しようと言うことになった。電車にゴトゴト揺られながら目的地へ。僕はこっちにかれこれ5年半程いる が、初めて降りる駅。カツカレーを食った。妻はラーメン。カツカレーのカツの質は悪かったが、なかなかうまかった。また来ようと思う。次はエビカツカレー にしよう。妻のラーメンはかなりしょっぱかった。

食後その辺りをちょっとふらふらして帰宅。PCに向かって何かやってると突然PCが落ちた。停電だ。この辺り一帯が完全に真っ暗闇だ。信号まで消えてい る。すぐ復活するかと思いきや、軽く30分は真っ暗闇だった。近所に住んでる低脳な若造どもが、何やら興奮して前の道を、雄叫びを上げながら野良犬のよう に駆け回っている。ああいうのは射殺してもいいという法律があれば本当にいい世の中になると思う。殺していいというより、1ヶ処分する毎に国は1000ド ルくらい出してもいいだろう。

停電中、ろうそくをつけた。
火はいい。見てると落ち着く。昔の夜はこんな感じだったんだろう。暗い。そりゃ子どもの数が多いわけだ。だってやることないもの。

2005/10/06

寒くなったり暑くなったりだ

近頃は暑くなったり寒くなったり。体調を壊さないようにしないと。

日本に帰る予定が早まった。来年の6月?7月あたりが目処だ。帰るにあたっては、今やっている仕事の延長というか、かなり関連している事を、やはりどうし てもやりたいので、何としても日本のオフィスにコンバートしたい。というか、転職だ。各国それぞれ支社とかではなく、独立した会社になるので、一旦○○○ オーストラリアを退社した上で、日本○○○に入社という形になる。まぁそうは言っても、やはり同じ会社なので、HRの情報とかは日本にそのまま行くらしい が。

何はともあれ、ネコ(パスカリーナ)・子ども・妻・僕・家財道具一式の大移動になる。心配はやはりパスだ(子どもは大丈夫だろう)。何せ飛行機に約10時 間も乗らなくちゃいけない。何か薬か何かで寝かされるらしいが、それにしても不安だろう。おまけに成田に着いてからも、東京都内まで相当遠い。遠すぎる。 神奈川あたりに空港作ればいいのに。横須賀とか。

こっちに来たときは、身一つとスーツケースだけだったのに、随分増えたもんだ。暮らすというのはヒト・モノが増える(増やす)行為なのか。カネは増えないけど。

2005/10/02

バランス

日曜日。今日もいい天気。週末が終わる・・・

赤ちゃん用品を見に行く。今日は前回よりももう少しアクティブに、店員にいろいろ話しを聞いたりしてみた。メインターゲットは、車に乗せるベビーシートと、抱っこする時用の何かちゃんとしたヒモみたいなやつ。

ベビーシートはやはり命がかかってるので、ものすごく安全なのがいい。かつ長く使えるやつ。新生児から約4歳くらいまで使えるというやつがあるので、心の 中ではそれに決定。デザインも悪くない。こっぽりとくるまれて保護されながら座る(寝る)という感じで、安心度も高い。値段もなかなかだ。

今朝もめたバギーについては、やはり日本で使用すると言うことも考えねばならないので、欲しかった3輪のかっこいいバギーは諦めざるを得ない。何しろでか いのが多い。3輪だから、後輪の幅が広くないと安定性に欠けるので、総じて幅が広い。こっちのショッピングセンターで見かける分には、それ程大きく見えな いが、これを日本に持っていくとなると、ちょっとどうだろうか、という大きさだ。ちょっと押してみたところでは、やはり3輪のものは機動性がいいという か、すごくスムーズだ。まぁいくら機動性に優れていても、でか過ぎて使いにくいとなると本末転倒なので、ここはじっくり考えよう。

ここへ来ると、選択肢がいっぱいあって混乱するのか、妻の決断がにぶってしまう。僕はあまり考えずに行動するタイプで、こういうときはあっさりと買ってしまったりするのだが(失敗も当然多い)、彼女はすごくじっくり考えるタイプだ。

こないだ何かで読んだが、人を睡眠時間という観点から見ると、だいたい2種類あって、長時間睡眠型(長眠者)と短時間型(短眠者)に分かれる。妻は長眠者 で僕は短眠者だ。脳に大きな負荷をかける人は長眠になり、そうでない人は短眠になる傾向があるようだ。まさにそんな感じ。あれこれいろいろ考えに考えた末 選択する彼女と、目の前にいくつかある中で適当に決めてしまう僕。どっちがいいとは一概に言えないが、まぁ違うタイプが一緒にいる方がバランスが取れてて いいだろう。

2005/10/01

お祝いの赤飯

土曜日。すごくいい天気。

昨日マネージャーからレギュラーにコンバートしたと伝えられた。今までは1年間の fixed term contract で、契約は来年の1月半ばまでだったので、レギュラーにコンバートされるにしても、その契約が切れると同時に変更されるんだろうと思っていた。

ところが、その場でサインして、次の日、つまり今日10月1日から早速ステータスが変更されるもよう。振り込まれる給料も、今月振り込まれる分からいきな り上がるようだ。やる事が早い。感心するとともに、HRの人のかなり上層部まで巻き込んで僕の給料を上げる交渉をしてくれたマネージャーに感謝することし きりだ。

組織の中で働く上で、いい上司に恵まれるというのは、一番大切な事のひとつだと思う。自分では気づいていなかった長所や弱点を的確に見つけられる能力のある人間が上司だといい。というか、上司たるものそうあるべきだ。今の上司はその点申し分ない。

さて、土曜の今日はいつものように買い物へ。僕のレギュラーコンバートと給料UPのお祝いに、赤飯を炊いてくれるというので、もち米と小豆を買いに行く。 まずは近場を探ってみたが見つからない。そのうち妻の具合がちょっと悪くなってきたようなので、予定していた赤ちゃん用品の店に行くのはよして、野菜など の食料品だけを買うことにした。

いつも行くショッピングセンターで軽く飯を食うと、体調が復活してきたという。腹が減ってただけか。まぁそれでもとりあえず赤子用品は明日に回して、今日は帰宅。それからビーチの散歩。暑くもなく寒くもなく。風がすごく強かったけど、とても気持ちいい。

晩御飯は赤飯。赤飯と何か豆の煮たやつ。それから塩うに。最高でした。

2005/09/25

赤ちゃん用品を見に行く

曇り空。ちょっと肌寒い感じ。

もうすぐ生まれてくる子どものものを見るため、ベビー用品専門店へ。
初めて行くところなので、一体どんな感じなのかとワクワクしながら行った。いやーいっぱいあった、ベビーカー(バギー)。3輪のかっこいいやつ。もうずらっと。こういうのが見たかった。もう赤ちゃん用というよりも自分用。早く押したい。

4 輪のものもかなり充実しているが、見た目はやはり3輪のバギー。ただちょっとでかい。こっちにずっといるならこれでもいいと思うが、この先日本に帰る事を 思うと、ちょっとでか過ぎる気がする。3輪でも割とコンパクトで丈夫そうなものもあるようなので、まぁじっくり見てみる事にしよう。

とこ ろがバギーはまだ当分いらない(生まれてもすぐバギーに乗せて外に出るわけじゃないし)との事なので、渋々必需品である車につけるベビーシートを見る。 いっぱいあってわけが分からない。わけが分からないなりに、いろんなものがあるので見てるだけで楽しかった。もう少し調べてまた来週来よう。

その足でいつものショッピングセンターへ。
軽い食事をしてパンを買う。あと妻がずっと欲しい欲しいと言っていたビーチサンダル。ようやく買った。

帰宅後、自分の部屋の掃除を少しやる。妻は横で爆睡中。

2005/09/24

おだやかな気候でビーチの散歩。至福のとき

ものすごく気候がいい。1年のうちで今頃が一番いいかも知れない。暑くもなく寒くもなく。おだやかな気候。

いつものように買い物へ。
が、今日は初めて行くところへちょっと立ち寄ってみた。家からも割と近いところで、ビーチ沿いのスーパーだ。天気も良く、ビーチも見える事から、何か空気 がやたらとゆるく、リゾート気分満点。僕らは何やら、長期滞在者用のコンドミニアムか何かに泊まっていて、近所のスーパーに何か食料を買出しに来た日本か らの旅行者みたいな気分だった。

それからもうかれこれ3年近く通い慣れたショッピングセンターに行って、初めて入るメキシコ料理屋でちょっと遅い昼飯をとる。店員のおばちゃんがとてもいい感じ。料理もまぁまぁ。けど店はガラガラ。時間帯のせいか。また気が向いたら行こう。

帰ってきてからビーチをはだしで散歩。風が強いせいか、何というのか、パラセーリングというのか、よく知らないが、巨大な凧みたいなものを操って、スノボ みたいなもので水面を跳んだり滑ったりするスポーツをやってる人があちこちにいた。見るからに恐ろしい。ちょっと強風が吹いたらどこかに飛ばされていった りしないのだろうか。見ている分には何かふわふわと空中に浮かんだり水面を滑ったりで、面白かったが。

陽が陰ってきた上に強い風のせいで、少し肌寒かったが、波打ち際でちょっと足を水につけてみた。思ったほど冷たくない。もうすぐ夏になるんだなぁと思う。

家に帰ってシャワーを浴びると、砂浜を歩いた心地よい疲労と、風呂上りの爽快さで、何とも言えないいい気分だった。遅い昼食のせいで、晩御飯はカボチャと小豆の煮たやつを、おのおのちょっとつまむ感じ。うまかった。

2005/09/23

馬鹿ちんに制裁か

おとといの夕方、乗り換えの駅でのこと。
ひとつとなりのホームがやけに騒がしい。まぁよくあるキチガイ共の喧嘩だろうと思ったがちょっと様子が違う。ちょっと見に行って顔をしかめて戻ってくる野次馬が結構いる。よほど醜い喧嘩なのかと思い、興味が沸いたので僕もちょっと見に行ってみた。

何がどうなってそうなったのかは知らないが、そこには左手が千切れてしまったと思しき若い男がホームに倒れこんで何やら叫んでいる。その前には、白髪の紳 士が自分のベルトを今まさにはずして、その左手部分にきつく巻きつけようとしている。血を止めようとしているのか。線路の方に目をやると、血がべっとりつ いているが、千切れたと思われる腕までは見あたらなかった。どうも電車に左手を轢かれたらしい。

一体どうやって左手だけ?しかも轢いたと思われる電車はそのまま行っちゃってるし。謎の多い事件だ。まぁ乗客にしてみれば、人が轢かれて左手がとれよう が、死んでしまおうが、突然電車を止められて目的地にスムーズに行けなかった日には、本当に迷惑だろう。自分なら、聞こえよがしに舌打ちくらいすると思 う。死ねとか言って。もう死んでるか。

とは言いつつ、目の前でたった今左手をちぎられてのた打ち回ってる人を見るのは、あまり気分のいいものではない。。。。と、ここまで書いて、気になったのでちょっとニュースを検索してみると、ありました、この事件。

18歳の馬鹿が、インスペクター(切符持ってるか検査する係の人)を振り切って、停車している電車の下をくぐって逃げようとした模様。ニュースによると、左手はただの重症、千切れたのは右手の親指だそうだ。ちっ、死ねばよかったのに。

また、相棒(20歳)もいて、そいつは警察にスプレーか何か噴射されて無事逮捕されたようだ。2人とも10月6日に地裁で裁判が行われる模様。俺ならその場ですぐ死刑にするな。

2005/09/21

日本に帰って変わったこと

オーストラリアに帰ってきた。

基本的にオーストラリアにずっと滞在するつもりで、永住権まで取得したわけだが、ここに来て流れが少し変わってきた。東京の支社というかオフィスにいる人 に会ったわけだが、今人材が不足しているらしいと言うようなことを言っていた。ひょっとするとその足りない部分にぐいっと押し込んでもらえるかもしれな い。割といい報酬で。

まだ全然確定でもなんでもない話だが、今までかたくなに日本へは帰らない、と思い続けてきたものが、一気に氷が解けるようになくなってしまった。むしろ今では帰りたい気持ちの方が強い。

仕事の内容的には、今こっちでやっている事よりももっとストレスがかかるだろうし、遅くまで働かなきゃいけない事も多いと思うが、馬車馬のように働けるのもまだ今のうちだから、その辺りもまぁいいかと思う。

時期的には、子どもが12月に産まれるため、早くても1年後くらいになるだろう。その頃にまだ入り込める余地があればいいけど。。。

2005/09/08

9月の目標とか

近頃うちの細君の料理に凄みが出てきた。特にパスタ。
前から料理は上手だったが、何かこう次のステージに到達したというか、何かの境地に達したというか。まぁとにかくちょっとしたものだ。そこいらのパスタ屋など足元にも及ばないだろう。イタリア人も真っ青だ。しかも早い。毎日パスタでいいくらいだ。

ちなみに昨日はカレーだったが、こちらもなにやら適当にスパイス等を加えていって、あっという間にできてしまった。これもうまかった。料理はタイミングだそうだ。

そういえば。
先月は8月の目標として、「寝坊しない」とか書いた。まぁいい感じだ。今月はすでに随分過ぎてしまったが、一応立てておくか。「自分の部屋を片付ける」にしよう。引っ越し以来、自分の部屋が半ば物置化してしまっているので、これを何とかしよう。

2005/09/07

根がいい加減だから

今週末から1週間程日本に帰る。
約1年半ぶり。前回は結婚した時に帰った。今のところ日本(特に東京)に住むというのはちょっと僕の中ではナシな感じだが、たまに帰るのはすごく楽しみだ。
それから、仕事の関係上、日本のオフィスにいる人に会える予定なのもちょっと楽しみだ。普段電話やメールでしか接していない人と会うというのは、何かこ う、出会い系サイトで知り合ってメールのやり取りをしてる人に会うとか、あるいはテレクラとかで話をした人とアポ取って会うとか、そんな感じに似ているだ ろうか。

「えっと、じゃあ中日の帽子かぶって、サングラス掛けて、109前で四股ふんでますね」とか、そんな目印みたいなもの決めたり。楽しそうだ。

僕の悪い癖で、何かいいお土産を探す意欲は非常にあるのだが、探しているうちに何かどうでもよくなってしまい、結局何か当たり障りのないどうでもいいもの で手をうってしまう。今回はもちろんティムタムだ。何かこうもう少しスペシャルなものをあげたいという気持ちはあるのだが、いかんせん根がいい加減なの で、この辺りが関の山だ。まぁ何もないよりはましかと思うようにしている。

2005/09/01

引越し完了、そしてネット開通

ようやく引越し先のネットが開通した。
ADSLのリロケーションを依頼したのだが、何やらTelstraの手違いか何かで、エクスチェンジの設定がうまくいってなかったようだった。何度かテク ニカルサポートに電話して、最後に話した兄ちゃんが、うまくいろいろオーガナイズしてくれて、ようやく修復されて開通した。ありがとう、ちょっと態度の悪 かったサポートの兄ちゃんよ。

引越しだが、一体どうなるやらと思ったが、ああいうものはやっぱりどうにかなるもので、何とか全部きっちり運び込めた。かなりモノは捨てたが、まだまだ多いし、これからも増え続けるだろう。

所有は罪などと言った人がいたと思うが、引越しの時ほどこの言葉が身に染みる瞬間はない。ああ、何でこんなにモノがあるのか。本当に使うのか。使わないに しても捨てるにしのびない。じゃあとりあえずとっとくか。。。そんな感じでなかなか減らない。これからは頑張ってモノを増やさないようにしよう。

引っ越した先はビーチのすぐそばなので、毎朝運動がてらビーチを妻と散歩する。これが非常に気持ちいい。真っ白な砂浜にきれいな海。湾になっているので、波もおだやか。朝日が昇るのも見える。いいところに引っ越して来たなぁ。

2005/08/12

いよいよ引越し。

ちょっとさぼってた。
明日はいよいよ引越しだ。
家の中は、ようやく引越しをする人の家みたいに散らかってきたけど、実際は散らかってるだけで、全然まとまってない。このままでは運び出すのは不可能な状態だ。今(夜11時)から作業再開だ。。もう眠い。

引越しでわちゃわちゃしてしまうので、パスカリーナは明日獣医さんのところで一泊予定。去年新婚旅行に行っている間、約2週間程預けた時に、ノミをうつされてしまったので、今回はちょっと心配だ。まぁ1泊だけだから大丈夫だろうと思いたい。

仕事の方はぼちぼち。近頃転職して行く人が割と目に付く。俺もあと2年程度(計3年程)ここにいたら転職を考えよう。ステップアップだ。思うに、こっちの 会社は内部的に出世して行ったりするよりも、ポツポツと転職しながら給料や地位が上がっていったりする事が多い。今週はじめにも、新しいマネージャーが入 社してきた。僕の今もマネージャーも、3年前にマネージャーとしてここに入社して来た人だ。

転職情報(キーワードを入力して、何かアップデートがある度にメールで配信してくれるやつ)メールは随分前から愛読している。今すぐに転職したいわけでは 全然ないが、例えばこんなポジションの職には、どんな経験や知識が必要なのか、あるいは、評価の高い(給料のいい)ポジションには、どんな条件が必要なの か、おおまかな流れが分かるから、かれこれ2年くらいは愛読している。

2005/08/07

家具購入

家具屋へ。
昨日のところとは違うところへ。やたら大きなところだけど、何か品揃えがベッドとかソファとかそういうのばっかりに集中しているので、やや敬遠気味だった ところだったが、随分お買い得度の高い物件が見つかった。ダイニングテーブル(椅子6脚付。通常椅子は別売りだ)と、背の低い本棚2つ。

両方ともかなり質のいいものが見つかった。特にダイニングテーブルは、シンプルがつ頑丈で、ずっと使えそうな代物だ。本棚もすごくいい。いい買い物ができ た。しかもすぐにでも配達できるという。残念ながら引越しは来週の土曜で、配送時間は指定できないため、その次の土曜に配達してもらう事に。まぁお陰で楽 しみが持続する。

昨日行った、見た目のショボい家具屋で一目惚れしてしまった、何か意味不明な魚の置物(40センチくらいの魚がうまい具合にフラフラとバランスをとっているというもの)を買って帰った。

2005/08/06

新居測量

新しい家の契約のため、不動産屋へ行った。
契約のスタートは8日(月曜)からだが、今日鍵をくれた。もう自由に入って見るなり測るなりしてもいいそうだ。この辺りの大らかさというかいい加減さは好感を持てる。もちろん全ての不動産屋がそういうわけではないが。

新居に入ってみると、記憶にあった形・配置とはかなり違う。人間の記憶は本当に曖昧だ。というか、正直言うと、僕はほとんど覚えていなかったが。

とにかく部屋のサイズを測る事に。細かく測ってみると以外にも、ベッドルームに関しては今のところとほとんど変わりない。かなり小さい印象があったけど、 むしろ少し大きいくらい。リビングに関しては、やはり今のところと比べると、結構小さい。が、今のところは広すぎて随分無駄にしてしまっているので、これ くらいで丁度いいだろう。新居で問題があるとすれば、収納が少ない事か。まぁどうにかなるだろう。

帰りはその足で家具屋へ。行くときチラッと目に入って気になっていたところへ向かう。見た目はかなりショボい感じで、いかにも中古家具とかアウトレット家 具といった感じのところだったが、入ってみると以外にそんなことはなく、なかなか渋い、いい感じの家具がいろいろ見つかった。値段と質のバランスもいい感 じだ。うろうろと物色し、閉店間際だったため、また明日出直す事にする。

家に戻って、測量結果をかなり細かく方眼紙に再現(こういうのは妻がもっとも得意とするところなのでお任せ)し、今ある家具も同縮尺で再現し、紙の上で配 置してみる。こういう作業は何か子どもの頃に戻ったようで無性にわくわくする。目測による推測でモノを言うのと、こういう風にきっちり再現して見るのとで は随分ズレがある。これはここに入らないかもなぁ、というようなものが、あっさりフィットしてしまったり。

いよいよ引越しか、と思うといろんな思いが去来する。今のところでは本当にいろんなことがあったから余計にそう思うんだろう。ちょっと切ない感じだ。

2005/08/04

寒の戻り

ちょっと寝坊した。反省。

今日は久しぶりに雨が降り、すっかり春模様だった天候も、また冬の様相に逆戻りといった感じ。冬と言ってもそれ程寒くはないが。

そろそろ引越しの準備を始めねば。

2005/08/03

ついズルズルと

たまに駅で声を掛けられたりする。

日本人と見ると、やけに親しげに話しかけてくる人がよくいるが、今朝はそういうのにつかまってしまった。電車の隣の席が空いたとたんに、こっちの方に小走りでやってきて、嬉しそうに隣に座るおばちゃん。オーストラリア生まれの中国人だそうだ。カタコトのニホンゴを喋る。

隣に座ったとたん、何やら話しだし、荷物をゴソゴソあさって、名刺を差し出された。カレンという名らしい。それからなぜか名前・電話番号等を記入するフォームも。友達が欲しいそうだ。僕はいらないが。

一応名前を書いて、ずっと昔に使っていて今はもう使ってない携帯の番号を書いておいた。

汚れがすごくよく落ちる洗剤とか、ものすごくきれいに吸い取る業務用みたいな掃除機(とても高いやつ)の話とかされるのを少しだけ期待したんだが、全くそ んなことはなく、どうでもいい事、例えば仕事は何をしているだとか、どこに住んでるだとか、ニホンゴはどうやって勉強したかだとか。聞きたくないっての。 聞きたくないが、僕は気が弱いので「ちょっと黙ってくれ」などとは言えず、ついズルズルと付き合ってしまった。もっとビシッと意見を言える人になろう。

2005/08/02

変な髪型

まずは今日、一応早起きできた。
目覚ましが鳴ってから、微妙な2度寝(5分程度)をしたがが、きっちり起きた。当たり前の事だが、まぁ一応できたと言うことで。

土 曜日にシティの方に行ったついでに髪を切った。結構どうでもいいので、安いところで切るようにしている。注文はいつも "Short and tidy"(短くこざっぱりと)だ。メガネをはずして(何も見えない)、後は男らしく完全お任せ。大事な仕事を部下に任せて、失敗の責任は俺が取るから心 配するな、みたいな気分だ。

そして今責任を取っている。
サイドの生え際(ビン?)の部分は、妙な角度に剃られ、今日は会社の人の刺すような目線にさらされた。どうせまた伸びてくるからどうでもいいんだが、何かこうやんわりと同情じみたコメントをされるのはちょっといただけない。

次は "Short, tidy and nice" と注文しよう。

2005/08/01

8月の目標

8月だ。
今月の目標を立ててみる。
「寝坊しない」
何か小学生みたいだが、近頃なかなか起きられなくなってきた。朝暗いせいだと思っていたが、徐々に明るくなってきた最近でも、起きるのが億劫だ。なぜだろう。

とにかく、早起きしよう。

2005/07/31

オーガニック・エキスポに行って来た

土曜日は、シティの方でやっている「オーガニックエキスポ」へ。ずいぶん盛況だった。正直こう、もっと環境とかに小うるさそうなオバサマ方とか、グリーン ピースの人達みたいにちょっと過激な環境保護主義者とか、そういうのが結構いたりするのかなぁと思ったりしていたが、全然そんなことはなくちょっと安心。 出展している人達も同様。何というか、全く違和感がない感じ。製品のパッケージとかも、変に質素ではなくむしろ小洒落ていたりする。「普通」の商品みた い。それだけオーガニックが浸透しているというか、それに対する意識が高いというか、そんな感じなんだろう。

石鹸からオムツから果ては家まで、何でもある。マリファナとかも探せばありそうな勢いだ。オーガニックだから身体にいいよ、とか言って。陽気で嘘つきなレバニーズ辺りが売ってそうだ。あるわけないけど。

一昔前まではこんなもの当たり前だったんだろうなぁ。こういうものが何かちょっと特別なものだと思ってしまう世の中というのは、間違いなく病んでいるんだろう。

大 量に生産し、大量に消費する。マクドナルドとかそういうゴミのようなものを喜んで食って、無駄にカロリーを摂取して、そしてジムのような、どう見ても存 在意義のないところに無駄に金を払って通い、無駄に摂取したカロリーを消費する。そして満足する。これはアホの子のする事だな。そんなに摂取したカロリー を消費したいなら畑でも耕せば良かろう。それ以前に食うな馬鹿。精神を鍛錬した方がいいだろう。あれだ、ねずみとかハムスターがあのクルクル回るやつに 乗っかって必死に走ってるのと同じだな、ジムとかに行く馬鹿は。恥を知れ。

大量生産でモノが安くなったのはいいが、食い物だけはそうある べきじゃないと思う。別に戦時中に苦労しているわけでも何でもないが、食い物を平気な顔して 残したり、無駄にする馬鹿を見ると、殺意を覚える。そういう馬鹿はちょっと半年くらい断食させるといいんじゃないか。きっと食い物の大事さを身体で覚える だろう。さらにこの世から馬鹿も減る。一石二鳥だ。

かなり話は逸れたが、とりあえずオーガニック・エキスポはなかなか良かった。疲れたけど。

2005/07/29

アプリケーション通過。引越し準備

先日申し込んでいたアパートの件で不動産屋からOKの電話が入った。
却下されることはないだろうと思っていたけど、とりあえず安心した。これでようやく具体的にいろいろと動けるようになる。以下引越しの際にやるべき事を備忘録として。
  • 電話・電気の解約&リニューアル
  • 免許証の住所変更
  • 購読している雑誌の住所変更
  • 銀行に登録してある住所変更
  • プライベート保険の住所変更
  • 移民局への届け
  • 大学へ住所変更届け(卒業しても何か送ってくれてるから)
  • ISPのアップデート作業(契約リニューアル)
  • 郵便局へ、郵便のリダイレクト依頼(3ヶ月間)
とりあえず思いつくものはこれくらいか、今のところ。何か思いついたら追加する。
できるものから徐々に片付けていこう。ネットでできるのが結構ありそうだ。いい時代になったものだ。と思いきや、一昔前だったらこんなに多くなかったのではないかと思ったりもする。

2005/07/28

春到来か

そろそろ夏本番といった気候になってきている日本とは逆に、ここ南半球では冬である。そろそろ冬本番と言いたいところだが、もうすでに暖かくなってきた。 イタリアに新婚旅行に行ったときに、妻にカシミアのコートを買ってもらったので、それを着るのが楽しみだったのに、こんなに早く暖かくなるとは残念だ。

これを受けてか何か知らないが、うちのネコ(パスカリーナ。パスと呼んでいる)がやたら遊べといって聞かない。どうも本格的に春が来たようだ。

2005/07/27

Tをめぐる考察

前勤めていた会社から、すずめの涙程のボーナスが出る。
こんな少ないわけないだろう、と思うが、Tという恐ろしく無能な上にしみったれた元上司との縁もこれでようやく完全に切れるのかと思うと、まぁいいかとも思う。

僕は比較的温和な方だと自分では思っているが、その僕がTの事を思うと、怒髪天を衝こうかという程に何か筆舌に尽くしがたい程の負のパワーが体中にみな ぎってくるのだ。昔、ブルーノ・サンマルチノという、人間発電所と呼ばれたプロレスラーがいたと思うが、きっとそんな感じだ。僕の怒りのパワーで電気がお きるだろう。ほんとに嫌ってるんだなぁ、、と感慨深くなる。何か人生というものを再考させてくれる人ですらある。

思うに。
Tが悪いのではなく、僕が無能な人間を嫌うという事に問題があるのだろう。Tは悪くない。無能な人間に責任を負わせるわけにはいかないから。世の中の半数 以上はアホで成り立ち、その中でもごく一握りの者のみが、栄えある無能の称号を得る。その人なのだ、Tというのは。それを責めるのは、ぬかに釘を打った り、暖簾をグイグイ押してみたり、かえるの面に小便を引っ掛けたりすることよりも、むなしい。

僕がそこに居た頃は、Tが僕の上司であるにもかかわらず、いろいろ説教したりしてせめて僕の邪魔をしないよう教え込もうと思ったが、思えばそれは、気ままなネコを厳しく調教して盲導犬不足を補おうとするくらいおろかで無駄な行為だった。

僕は今まで、何事も成せば成ると信じて疑わなかった。特に何かを学んだりするという事に関しては。できないのは本人の怠慢のせいだと思っていた。ところがTはその考えを根底から覆した。だめな奴は何をやっても駄目なのだと。目からウロコとはこの事だ。

人はこうやって見聞を広め、成長して行くんだろう。ありがとう、Tよ。

2005/07/26

アプリケーション

今日会社を休んで、妻の付き添いで病院へ。
その足で家探し。とりあえず一件アポイントメントを取ってあったところへ向かうと、3時頃に案内できるとの事。それまでずいぶんと間があるので、ネットでチェックしておいた幾つかの不動産屋と物件をチェック。リストをもらい、いつものようにカフェで作戦を練る。

とりあえず一件インスペクションさせてもらおうと思い不動産屋へ行くと、見た目はとっつきにくそうだが、実はものすごくフレンドリーなおっさんが即座に手 配して案内してくれた。真っ白な砂浜まで約50メートルの、モダンなアパート。ネットでチェックしながら「こんなとこに住めるといいなぁ」と思っていたと ころだ。

中に入ると、今住んでいる所よりは狭いが、とてもこじんまりして、清潔で、環境がいい。それにベランダから真っ青な海と真っ白な砂浜が見える。すごくい い。キッチンもガスだ。リビングにもベランダにもガスが引いてある。便利だ。バスルームも2つある。何より妻がものすごく気に入っている。

その不動産屋のオフィスに戻り、まずはアプリケーションフォームを提出。次のインスペクションが控えているからデポジットはまだ払わない。

ちょうど、約束の3時ちょっと前になったので、そのまま最初の不動産屋へ。今度は駅からほど近い、高層とまでは行かないが、背の高いアパート。これもまた 新しい。スプリットレイヤー(2階建て)の部屋だ。嫌いではないと思ったが、閉塞感がある、と妻。それに窓から見える眺めが良くない。工事中のビルが見え るだけ。これは却下だ。

早速ATMから金を下ろして、1週間分の家賃をデポジットとして納めてきた。だからといって必ずそこに住めるようになるわけではないが、まずは一区切りだ。これからやることが山積みだけど、新しい住処に移るのはやっぱり何か心が弾む。

2005/07/25

地下のハト

会社帰り、地下深くの駅のホーム。
ハトが一羽。

こいつはきっと地上に出られないまま死んで行くんだろうなぁ、
と思ったら悲しくなった。

2005/07/24

引越し先第2候補浮上

今までノース方面に的を絞っていたが、探しに行ったりインスペクションに行ったりするのに、車で大体1時間半程度と、かなり時間が掛かり負担が大きいため、とりあえずもう少し近場で探している。

そ ういうわけで今日早速物件をいくつかネットでピックアップして、第2候補のその地辺りをぶらぶらしてみた。第一候補だったRyde辺りと比較すると、やや煩雑な印象 はぬぐえないが、想像していたよりも静かでなかなか住みやすそうだ。しかも家賃も手ごろ。今週火曜日は、妻が病院にいくのに付き添うため会社を休むので (本当は休む必要ないが、なんとなく勢いで休みを取ってる)、その日にインスペクションの予定を入れたい。

会社まで行くのに鬱陶しい電車の乗り換えがあるとは言え、通勤時間30分は縮まるだろう。

最初はあまり乗り気ではなかったが、こういろいろと調べているうちにもうそこに住む気満々だから不思議なものだ。

2005/07/23

家探し

ずいぶん前に作ったこのブログスペースを活用せねばと思い、今日から再び書いてみる。

今のアパートに住んでもう3年になろうとしている。
前 勤めていた会社なら電車一本で通えたけど、今の会社はノースシドニー方面なので、ここからだと交通の便があまり良くない。と 言っても、電車の乗り換えが一回あるだけで、せいぜい1時間半程度の通勤時間だが、電車が全くと言っていいほど予定通りに来ないので、精神的に良くない。 転職してもう半年にもなるが、最近ようやく本腰を入れて引越し先を探し始めた。

やはり今度引っ越すとなると、ノース方面でしかも子供が産まれるから静かなところがいい、という事で、RYDEを中心に探している。

先週に引き続き今週もオープンハウス等を見に行ったが、どれもイマイチという感じ。場所はいいけどバスルーム・キッチンがちょっと古臭くて使いづらそうとか、こざっぱりしてる感じだけど、場所が不便とか。

個人的にアパート(いわゆるマンション)はもう嫌なんだけど、きれいなタウンハウスとか家とかだと、僕の予算と希望エリアじゃなかなか見つからない。諦めてアパートにしようかと妻と話す。アパートなら小奇麗なところはいくらでもあるし。

さて、とりあえずまたネットで探すとするか。