2007/01/13

ぶらぶらと

今回のシンガポール滞在では、最初で最後の週末だ。次の土曜の早朝には日本に帰る。晴れてくれればいいなぁ、と思っていたら、季節的に(雨季なので)太陽が出ることはなかったが、雨は降らずに一日持ちこたえてくれた。

朝はいつもどおり6時前くらいに起きて、ゆっくり朝飯食って、ちょっとそのあたりを散歩でもしてみようかと思っていたが、起きたら9時前だった。うっかり目覚まし代わりに使っている、日本から持ってきた携帯を金庫から出さずに寝てしまったのだ。あいやー。

急いでシャワーを浴びて朝飯。別に急がなくてもいいんだけど。

新聞を丹念に読みながら、急ぎつつも普段よりしっかりと朝飯を食う。日本にいるときよりも新聞読しっかり読んでるな。

さてまずはMRT(Mass Rapid Transportation だったかな)に乗って、日本の高島屋とかもある Orchard Road へ向かった。愛する妻と子に何かお土産でも、、、というのは嘘で、まずは自分用に名刺入れを見るためだ。すまぬ。

あちこち見て回ったけど、結局日本にあるものと特に代わり映えするはずもなく、しかも値段だった全然安くない。ちっ、使えねーな、シンガポール。食い物はすごくいいが。

それからまたMRTに乗って、Little India へ。インド人街だ。うん、確かにインド人街だ。駅を降りるといきなり人と車がひしめき合っていた。ここでは交通ルールもインド風だ。インドは行ったことないけど、何かインドの混沌をちょっと薄めて持ってきたという感じ。小腹が減ったので、せっかくだからカレーでも食おうかと思ったけど、ちらっと見た店は、ほんとにインド人ばかりで、みんな当然のように右手だけでカレーを上手に食っている。皿は葉っぱだ。

あ、これは敷居が高すぎるな、と思ってそのまま歩き続けて結局フードコートで飯を食った意気地なしな俺だ。ここで何か面白そうなお土産を見つけようと思っていたが、置物とかは邪魔になるし、かといって服とかそういうのは、これまた香ばし過ぎるしで、結局そのままチャイナタウンへ。

オーストラリアに長く住んでいたせいか、チャイナタウンはありふれ過ぎたものだった。いくつかの通りに小さなみやげ物屋とかがひしめき合ってるんだが、結局売ってるものはどこの店も似たり寄ったりで、ガラクタばっかり。じっくり見れば何かあるのかもしれないけどね。

そんなわけで結局ここでも何も買わない意気地なしな俺だった。あ、あれだ。オーチャードロードでは、MP3ウォークマンに付けるSONYのクリップ買ったよ。実用的。日本で買ったほうが全然安いと思うけど、どうしても必要だったので。


ちょっとシンガポールで乗ったMRTについて。
さすがに先進国らしく、切符がクレジットカードと同サイズの、プラスチックのカードになっていて、それを改札の所定の位置にかざすというタイプのものだった。切符を購入する時は、デポジットとして+1ドル取られるんだが、乗った後はそのカードをまた切符自販機に挿入すると1ドル返ってくる仕組みだ。

電車は無人運転で、何か整然と走っている感じ。駅のホームから線路は完全に隔離されていて、電車が止まると、電車のドアと一緒に壁のドアも開いて乗り込むという感じ。飛び込み自殺は絶対にできないようになってる。これは日本でもやって欲しいな。

まぁとにかく駅もきれいだし、電車はとても快適だった。

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