2007/01/24

ムカムカ

昨日NHKのとある番組で、日本の大学の事を扱っていた。
それによると、生徒数は減る一方であるにもかかわらず、大学の数は増え続けている。いわゆる「大学全入」時代に突入するという。

駿河大学という、予備校みたいな名前の大学の、学長だか副学長だかが恥ずかしげもなく、「学生はお客様であるから云々・・・」と言っていたのがとても印象的だった。

大学は学問の府であって、その名のとおり学問を志す人が勉強しに集まるところであるべきだと思うが、学問なんかよりやっぱり金か。やれお化粧コース(当然単位はもらえる)だカラオケ付きの学生寮だ、資格取得だとかで学生を釣るのは間違っているだろう。そういうのは専門学校とかに任せとけばいい。

例えばグーグルの創業者2人は、ひたすら数学が好きで、博士課程で何やら忘れたがよく分からない研究に没頭し、それが結局今のグーグルの成功に結びついている。そういう一見すると何だかよく分からないような研究が、新しい技術のコアになり、そこに枝葉がついて、一般に使える技術になっていくんだと思う。

お化粧の技術みたいなもんは、お母さんとかお姉ちゃんとかにでも尋ねろと思う。大学でやることじゃないよなぁ・・・。資格とかも勝手に勉強して取れよ。大学は「学位」という価値のある(はずの)資格を取得するところだ。

まあとにかくそういう下らない大学は「大学」として存在する価値無し。そういうのは国がちゃんと見極めて認可しなくていいのだろうか。それとも現状でいいと思ってるとか?

別にNHKが悪いわけじゃないけど、何か見ていてムカムカした。日本の将来は(少なくともそういう大学に籍を置いているお馬鹿世代が国を背負って立つような時代)暗黒だな。ばら色なのはそいつらの頭の中だけだ。

うちの娘ボールちゃんには、ちゃんとした教育を受けてもらいたいなぁ。

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