2009/01/13

大変な1週間 2/3

さて木曜日。
会社を休んで朝からマーティのところへ。
朝相方とマーティの部屋へ行ってみると、マーティが所在無さげにベッドの上にちょこんと座って、涙と鼻水をダラダラ流していた。起きてみたら誰もいなくて寂しくなってずっと泣いていたらしい。あぁぁ。。本当に可哀相なことになってしまった。ごめんね、マーティ。

僕が小さい頃熱を出す度、うちのおばあちゃんがうちの母親をこっぴどく叱っていたのを思い出した。子どもの熱は親の責任や!なんて。この言葉は強く強く心に刻んでおこう。まぁ、熱出す度に、というのは多分ちょっと大げさだけど、外出の際寒い思いをさせないとか、手洗いうがいを徹底させるとか、そういう意味だろう。

とにかく、我が家のマーティがひどい顔で座っている。寂しかったと。でもちゃんと意識もしっかりしているようだし、会話も出来ている。ほっと一安心。熱も確か37度ちょっと、随分下がった。担当医から、経過・今後の進め方みたいなものを聞かせてもらう。一応「脳への感染」みたいな危険はないようではあるが、まだ熱もあるし、インフルエンザであることには間違いないので、油断は禁物だ。

そんなところへ持ってきて、弟のコウコウが熱くなってきた?まさか・・・
そう、そのまさかであった。恐れていたことが起こってしまったわけだ。まぁ一緒に生活しているわけだし、接触する機会なぞゴマンとあるわけで。。などとうそぶいてみても、結局ワクチン打ってやらなかった親の責任だ。嗚呼。

ただ、早い段階で発覚し、タミフルを投与し始めることができたのはよかった。タミフルはインフルエンザウィルスの増殖を抑え熱を下げる効果があるらしいので、マーティみたいになってしまうことはきっとないだろう。プラス思考!

それはそれとして、マーティは結構元気で、パパ今日は何して遊ぼうか、という普段どおりのモードで遊べるくらい回復している。病院の売店で買ってきてもらった文房具セットでお絵かきしたり、家から持ってきた本読んだり、いろんなことして遊んだ。昼はちょっと交代してもらい、病院の食堂へ。

付き添いで病院に来るのは、もうかれこれ結構あって、その楽しみといえば何と言っても食堂とか売店の食い物である。その点この病院はなかなかどうして、悪くないじゃない。しかもかなりお安めである。会社の近くにあれば絶対毎日通ってるな。病院の食堂とはいえ侮りがたし、である。

さて病室に戻り、マーティと遊ぶ。変わらず元気な様子。マーティ用の病院食は、これは随分とちょっとアレな感じで。。。いかにも食事制限をされている患者用みたいな感じ。ほんのちょっと味見してみたところ、味自体は別にそれほど不味いわけではない。が、まず見た目が全然ダメ。不味そうにしか見えない。これを3歳の子どもに一口でも食えというのは、ちょっと酷だろう。思ったとおりマーティ姫は一口も召し上がらなかったわけで。しかしこのときは、今後まだ数日続く入院生活であのようなことが起こるとは夢にも思わなかったのであった。

そんなこんなで、夜にはいつものように本を読んで寝かしつけて、寂しく帰路につく。はぁ早く家でマーティと遊びたいな。ふぅ、何かちょっと背中のあたりが寒い感じがするけど、気のせいかな。俺は大丈夫だ。。。

次回に続く

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