事の始めはマーティから。1月7日(水)のこと。
何やらえらい熱が出てしまったと、相方からケータイにメッセージが入った。
ひとまずどんな具合か見てみようと早めに帰ると、何か明らかに様子がおかしい。目がうつろだ。相方が手配してくれていた病院にすぐさま運び込み診てもらうと、インフルエンザ陽性でしかも意識レベルが低い。さらに脳の方にまで影響を及ぼしている疑いがあるとのことで、すぐさま入院することに。
まずは検査をしなければいけないということで、背骨のところから骨髄液みたいなものを採って検査に回すという。それが物凄く痛いようで、悲鳴がずっと聞こえてきて思わず涙がこぼれた。ごめんね、ワクチン打つべきだったね。来年は絶対に家族みんなでワクチンを打とう。
その地獄のようなサンプル採取が何とか終わり、あとは検査結果を待つ。1時間ほどで出ると言われたが、それは長い長い1時間だった。
結果は、、セーフ。脳の方には細菌(かウィルス?)は行っていないとの診断。はぁ。このときばかりは本当にほっとした。ひょっとするとひょっとしてしまったかも知れなかったわけだし。ちょっとしたことで、マーティの人生をめちゃくちゃにしてしまうところだった。話は少し反れるけど、人生棒に振ったり、あるいはその意に反して命を失ったりって、その「ちょっとした」ことが全てじゃないかと。特に親の。「ちょっと目を離した隙に」クルマに轢かれたり、溺れたり、さらわれたり。ほんの「ちょっと」だけど、それが全てを壊してしまう。
話を戻す。とにかくラッキーなことに検査の結果は、最悪の事態に対しては一応は大丈夫ということだった。しかし依然として意識は混迷状態であることには変わらないので、予断は許さない。時間はしかし既に夜中の12時を回っている。この病院は、子どもの入院患者の付き添い宿泊ができないため、泣く泣く、本当に泣く泣く帰宅した。
次の日の記録は、次のエントリーで。
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