2009/02/24

やりたいこと

僕は元々文系だった。
文系・理系という分け方はどうかと思うが、まぁそれはさておき、一応文系に分類されていた。
それがIT(と英語)を習得するため海外留学し、今ではIT関係の技術者として仕事をしている。当たり前のようにIT技術者として毎日暮らしてきた。

それが今日、ふと思い出したのだ。
僕がITを始めたのは、留学のための単なる動機付けに過ぎなかったということを。IT習得のためというよりも、留学するため、そして海外で生活する手段として、ITを選択したんだった。実際留学するに当たっては、医学系だとかの大学も調査していた、そういえば。

なぜ海外かというと、単純な話で、グローバルに活躍できるようになりたかったからだ。グローバルに自分が飛び回ったり、コミュニケーションを取ったり、あるいはサービスや製品をグローバルに展開したり、それは何だっていい。だから、仕事を探す上で一番重視するのは、「グローバル」というキーワードだ。

そういう意味では、職種は別にIT関連でなくてもいい。例えば海外のモノやサービスなどを輸入して日本に紹介したり、逆に日本のものを外に出したり。もっと一般化した言い方をすれば、日本のグローバライズということになると思う。

まだまだ漠然とした考えではあるが、とにかく、自分の行きたい方向性というのはそういうことだ。日本をもっとグローバライズする、というとかなり大げさだが、そういう風に社会に役立ちたいなぁ、などと思う今日この頃だ。

2009/02/22

雑記

前々から行きたいと言っていた、近所のショッピングモールへ今日ついに行ってきた。
行きたい行きたいと言っていたのは僕で、相方は「は?ショッピングモールですかぁ?」という反応であったが、行ってみて大正解であった。オーストラリアにいたときに毎週のように行っていたショッピングセンターに雰囲気がよく似ていて大変開放的な作りで、ショッピングセンターにありがちな侘しさというか貧乏くささみたいなものも微塵も感じられなかった。

来場者はかなり多いだろうが、ものすごく広いのでそれも気にならない。駐車スペースもたっぷり用意されていてしかも1台分がかなり広く作られている。郊外店とはいえ、東京でこういうところがあるとは思いもよらなかった。そういう意味でも感動した。

とりあえず今回は、全体的にざっと見て回って、適当に買い物した感じだが、次回はもう少し計画的に攻めてみよう。といっても、別に急いで欲しいものがあるわけではないが・・・

目標レビューしておこう。
  1. 100エントリー
  2. 何らかの形で年収アップ(転職・移籍etc.)
  3. 娘ボールを怒らない
  4. 朝ちゃんと5時に起きる
  5. 本をもっと読む。具体的には月最低でも2冊ペースで
  6. (できれば)ジム再開
1. ちょっと今回は間が開いてしまったが、まぁ順調か。
2. 折からの不況風を受けて、厳しい状況。特にアメリカの会社なので、この傾向は強いかもしれない。本年の給料ベースアップは「なし」との通達が出た。これは外に機会を求める大きな動機付けにはなりうる。しかし内部移籍がやはり第一希望だ。
3. これは前よりだいぶマシになっていると思う。あくまで自己診断だが。
4. うーむ。できたりできなかったりだ。
5. 継続的に読んでいる。今は大前研一の「さらばアメリカ」。
6. これ今無理だな。

ま、こんなもんかな。そんなに悪くない。
眠いので寝る。

2009/02/16

騙す人、騙される人

何か最近「振り込め詐欺」を始めとする詐欺のニュースがやけに耳につく。
ところでこの振り込め詐欺というネーミングはどうかと思うけど。最近じゃバイク便で配達指定とか多いみたいだし。
それはさておき、昨日見た詐欺の手口を紹介する番組にはギョッとした。
手口があまりにも幼稚というか、雑というか。詐欺の手口は「振り込め詐欺」に代表されるように、考えた人の知能レベルを反映しているせいだろうが、基本的にアホだ。昨日見たやつはアホさ加減にさらに磨きがかかっている。その手口はこうだ。

1. まずネットなどで割のいいバイトがあると宣伝する。
2. 欲深い怠け者(媒体が携帯ネットが主流なので、若者がターゲット)がパクリと食いつく
3. 「面接官」と呼ばれる、これも欲深い若者が面接と称し仕事の説明をする
4. 明らかにおかしなうまい話に何の疑いも持たず、金に目がくらんだ若者がまんまと騙される

肝心の騙しの手口はというと、こんな流れになっていた。

a. まず、携帯電話を応募者の名前で契約させる
b. 契約した携帯はそのまま詐欺グループに渡すよう支持。支払い請求等は無視するようアドバイス。
c. それで3~5万円あげるという。
d. 応募者が、やっぱりやらないなどと言うと、もっと割りのいい仕事を紹介する
e. 消費者金融(サラ金)でまとまった額(100万円とか)を借りるよう支持
f. その金を回収。その際「企業家」と呼ばれる人の借用書等を渡す。
g. 結局金は返さずドロン。100万円ゲット。

突っ込みどころが満載していると思うがどうか。
まず b. のところでこれは明らかにきな臭いというか犯罪だし。まぁそれを分かった上で軽い気持ちでやってやろうか、とでも思ってやるんだろう。やる人は。ここまではまぁいい。ほんとは駄目だけど。問題はそこから先の d と f。
背景はこんな感じだ。ある「企業家」と呼ばれる人がいて、夜の事業(キャバクラとか)を手広く展開するのに金が必要であると。その金を、面接官はじめスタッフが個人的に借金して工面している。あなたも借金して資金を提供して欲しい。資金提供の方法としては、その企業家が借用書を一筆したためると。それと共に、住民票や免許証とかもコピーをお渡しします、証拠のために。そうすれば額面借金の数パーセントを報酬として提供します、ということだ。

アホか。
まず自分の名前でした借金は自分が返すのが当然だ。常識以前のもっとプリミティブなものだ。
それから、銀行とかベンチャーキャピタルとか、そういうところから金を借りられない「企業家」に金を貸そうとする非常識。事業計画がきちんとしていれば、夜の事業だろうが何だろうが、ちゃんと返せると判断されればどこからでも金は借りられるはずだ。銀行なりサラ金なりは元本ちゃんと回収できて金利で利益が上がればいいんだから。それをどこの誰だかわからない若者に借りる、しかも「企業家」は通常金利で支払うよりも結局は多い金額を報酬+返済で支払わなければならない。こんなシステム明らかにおかしいし。

騙す人はどの世界にもどの時代にもいる。騙される側もたいていの場合、非のない被害者だ。善良な人の良心につけこんだ、大変卑怯で恥ずべき行為が詐欺である。しかし騙される側が、怠けていても金を儲けたいという愚かな考えで、しかも明らかにおかしな話にまんまと引っかかるというのはどうだろうか。同情の余地はない。
騙した方が罰せられるのは当然だが、欲ボケ馬鹿が金に目がくらんで詐欺者に勝手に金を貢ぐようなこのケースでは、罰することまではしないまでも、救済など期待すべきではない。ましてや同情の余地などかけらもない、というのが僕の考え。

2009/02/15

土曜日

普段は相方は仕事の日だが、今日は珍しく休み。お陰でゆっくりできました。
昼食べたあと、マーティと近所へ買い物に。お気に入りのお菓子とかシールとか、あとは晩御飯の材料とか。春一番が吹いたとかで、随分と春めいた陽気だったので散歩にはうってつけの気候だった。これくらいがほんとにちょうどいい。コート着ててもおかしくないし、割と軽装でも平気。

ま、「散歩」といってもマーティ姫はベビーカーで外出だけど。一応病みあがりでもあるし。
お菓子買ったりシール買ったりしてるときはそれなりに興奮しながら選んでたけど、晩御飯の食材を買いにスーパーへ行くと、いつの間にか眠ってた。生意気な口きくけどまだまだ赤ちゃんの部分が抜けないなぁ。

家に帰ってベビーカーから布団へ移植。
今度は息子ボールを連れて本屋に。なんと素晴らしい。行きたくてもなかなか時間が取れないのでこれは嬉しい。近所の古本屋へ行って、最近ハマっている大前研一の本を3冊見つけて購入。本を探しているうちに息子ボールも眠りにつく。眠らせ神だ。

明日は多摩ZOO。楽しみ。

2009/02/11

雑想

明日は休みか。週半ばに休みがあると気分が楽だ。


読書について。
大前氏の「知の衰退・・・」読了。非常に興味深い内容で一気に読めた。中身も大変タイムリーというかこの大不況に合わせて一気呵成に書き下ろしたのであろう、大変新鮮なもの。ま、誤植が結構目立ったけど。


個々人では優秀な人物が多いが、それが集合体になると何故か途端にだらしなくなる。そんな日本人の集団IQの低さを指摘し、現代のバカっぽい現象を大前さん流に鋭く痛快に分析している。「みんなの意見は案外正しい」という本でもテーマになっていた「集合知」(ここでは「集団知」と呼ばれている)というフィルターを通して、世界における日本の地位の著しい低下や、とにかくものを考えるということをやめてしまった日本人が陥ってしまっている低IQ社会からの脱却し、明日を変えるための提言やヒントを凝縮した内容になっている。


人間は考える葦であると言ったのはデカルトだが、これは裏を返せば、考えることをやめてしまったヒトはもはや人間ではない。しかし現代ニホンはどうだろう。納豆がダイエットにいいと聞けば次の日には店頭から納豆が全て売切れてしまったり、特定の本がベストセラーになれば右へ倣えでそれがずっと売れ続ける。


少し立ち止まって考えることをすれば、こんなおかしな現象は起こりえないだろう。人、あるいはメディアが「いい」と言えばもうそれが考えなしに「いいもの」とカテゴライズされてしまい、価値観の形成が他人任せだから何かあればすぐに人のせいにする。だってお前がそう言ったんじゃないか、と。


自分だけは、いや自分の家族だけはそういう潮流に流されないよう気をつけよう。別に子どもたちを正しい方向に導いてやろうなどと思い上がったことは考えないけど、少なくとも自分の頭で考えて自分なりの考えを持つという姿勢だけでも見せようと思う。

2009/02/08

すごい耳垢

先日マーティが耳の様子がおかしいと言い出した。
たまに綿棒で耳掃除していたが、最近ちょっとサボり気味だったのでそれかな、と思いとりあえず耳掃除をしてみることに。すると何かベトベトの濃い茶色の耳垢がべっとりと取れた。いや、耳垢なのかどうかも分からない。においはなかった。とりあえず耳は聞こえるということなので、そのまま様子を見ることに。

昨日の朝、まだちょっとおかしいと本人が言うので、これはマズいかもと思い、近所の耳鼻科へ連れて行くことにした。インフルエンザで入院したのが相当いやだったみたいで、病院に行くと言うと途端に泣き出した。かわいそうに。

何とかなだめすかして耳鼻科へ。
マイクロスコープみたいなもので耳を覗いてみると、汚い。うわ、何これという感じ。
先生には数週間前にインフルエンザで入院しましたと告げてあったので、お互い何となくこう、強敵に立ち向かうという雰囲気だったんだが、「こりゃ汚いね。耳アカだ」。安心したというか気が抜けた感じ。

プロが使う先の細いピンセット的な機器で耳をほじると、出るわ出るわ。「ぅうぇっ」みたいな声にならない声が出ました。こんな小さい耳にこんなでかいのが入ってたの?そりゃ何かおかしくなるわ。耳垢は記念にもらってきました。

半年に一度くらいは耳鼻科で耳を見てもらった方がいいのだろうか。

2009/02/07

無題

そういえば2次面接。
結果は駄目。やはりか。最終的に紆余曲折の末、そのポジションのヘッドカウントがフリーズされてしまったようだ。やはりこの不況を受けてのことだろうが、一旦オープンしていたもので、かつ応募もそこそこあっただろうに、それが凍結とはちょっと残念といわざるを得ない。

結局のところ自分にそれだけの力がなく、「この人なら是非欲しい」と思わせることができなかったのが全てだろう。面接は結構な数受けているが、やはり結果がだめなら相当落ち込む。面接まで行かず書類選考の時点で落とされているものも含めると、僕の就職活動は7勝100敗くらいか。100は言いすぎかな。しかしとにかく落ちまくっている事だけは確かだ。

最近ニートとかフリーターとかに何か教育の機会(パソコン教室とか?)や職業訓練を与えて、何とか社会復帰させようとしているらしいが、僕に言わせればそんなやつらはさっさと佐渡島あたりに隔離して、外国人をどんどん受け入れればいいのにと思うがどうか。やりたくないやつはやらなくていい。

最近話題の派遣切り。テレビで特集やってたが、切られたという派遣が自分の生活を晒したり、インタビューに答えたり。たまたまそういうのだけピックアップして編集したのかもしれないが、癪に障ったというかこれは駄目だと思ったのは、できない理由ばかり並べ立てて一向に行動しようとしないこと。僕は車が好きなので車を作る仕事をするのが夢だった、とか言って。ちょっと佐渡島行ってトキのえさにでもなって社会の役に立てばいい。

「もう20社も落ちました。書類選考すら通らないところも結構あって・・・とても厳しいです」
と嘆いてみせる切られた派遣。悪いのは自分じゃない。この100年に1度といわれる社会のせいにしてしまえば楽だし、同情してくれる人もいるだろう。しかしその前に自分自身に反省すべき点、補うべき点はないか考えるべきだ。いい歳こいて派遣などに甘んじている人間は、こう言っては悪いが現状に甘んじているというか向上心が低いというか、そういう人間が多いのではないか。

しかも介護や販売系、某大手居酒屋チェーン、あるいはタクシー乗務員など、大量に「正社員」を募集しているのに応募はせいぜい定員の10%程などというところもある。

今までやったことないから、○○をしたいから、などと選べる立場でもないのに仕事を選ぼうとする切られ派遣達。仕事を選べるほどのスキルや経験、あるいは実力があるのかと言えば真逆だろう。「それしかできない」と言った方がいいのか。知らない世界にチャレンジすることができないような人間はどこに行っても通用しないと思う。

何か2次面接落ちたことから変な方向に話が行ってしまった。腹いせしているつもりはないが。
終わり

2009/02/03

初詣

日曜に神社に行って来た。
お参りしたりおみくじ引いたりお守り買ったりしたが、ふと思った。
今さらだけど、なんというアコギな商売だろうか、神社。
別に神社嫌いなどではないし、存在を否定したりするつもりも毛頭ない。むしろ神社は結構好きな方だと思う。がしかし、あのしょうもない作りのお守りが500~1000円くらいで売っていたり、ぺらっぺらの紙に何か意味ありげな文字をプリントしたもの(おみくじだが)が100円で売られていたり。しかもそれらがよく売れている。

さらに言えば、宗教法人だから税金もかかっていない。丸儲け。坊主丸儲け。坊主じゃないけど。すごいなぁ。あのぺらっぺらのおみくじとか、安っぽいお守りとかは原価いくらくらいなんだろう。当然どっかの工場とかで大量に作ってるんだろうけど、一体どんなところが・・

と思ってググッてみると、「株式会社秋江」という会社が業界最大手だそうだ。ただし、伊勢神宮みたいなメジャーなところでは、お守り製造専門部隊が内部にいて、内製しているそうだが。中身は大抵お祓いをした紙片とかそういうもの。

と、ここでまた「お守り 原価」みたいな感じでググってみたところ、売値の1割程度とか。外側の袋だけだが。なるほど。いや、すごい。別に嫌味ではなく。大量生産されたお守りの袋に何か「お祓い」をしたという紙片とかを入れて原価の10倍弱で売る。そしてそれがよく売れる。これが、付加価値である。

何か商売をやっていく上できっと見習うべき点があるはずだ・・・

2009/02/02

目標レビュー

さてもう2月だ。1年の12分の1が終わった。早いなぁ。
目標レビューをば。
  1. 100エントリー
  2. 何らかの形で年収アップ(転職・移籍etc.)
  3. 娘ボールを怒らない
  4. 朝ちゃんと5時に起きる
  5. 本をもっと読む。具体的には月最低でも2冊ペースで
  6. (できれば)ジム再開

1. この調子で行こう。

2. 2次面接の結果はまだ来てない。が、、、

3. これだめ。全然達成できていない。本当に自分の未熟さを実感している。嫌気が差すくらいだ。今年一杯でそういう性質になれるよう頑張ろうと思う。

4. これも頑張る。早寝重要。

5. 今「生物と無生物のあいだ」を読んでいる。大変面白い。と同時に大前研一の「知の衰退からいかに脱出するか?」という本も読んでいる。昨今のおバカブームに警笛を鳴らす痛快な内容。

6. 見えない。

とまあこんな調子だ。順調、あるいはそこそこ順調なものは1、2、5だ。逆に全然だめなのは、3の娘ボールを怒らないという件。ほんとに1年計画でしっかり自分を立て直そうと思う。