2010/05/27

ゲームメイキング - 今必要な能力

最近寒暖の差が大きいせいか、沈静化していた喘息がまた少し首をもたげて来ている風だ。気をつけねば。

どういうきっかけだか忘れたが、小飼弾氏の書評ブログ 404 Blog Not Found の "学校ってバカを治療してくれんのか"という、かなり前に書かれたエントリーを、んだ。書評の対象になっているブログの著者は京大を出ていることが自慢と取れる内容のブログエントリーが多い、ペンネームMGという女性。

そのMG氏が言うには:
就職先が見つからない、あるいは、希望の就職先に内定をもらえず不本意な企業に内定し悶々とした日々を過ごしている高学歴大学生がここ京都大学に存在する。

超売り手市場と言わる新卒就職市場においても、就職するのに四苦八苦する高学歴就職難民たち。これは、個人の問題ではない社会の問題である。

これに対して小飼氏は、「高学歴大学生は死ななきゃ直らないバカだから」と切り捨てる。
これがめっぽう痛快で、わが意を得たりという感じだったので、ついエントリーした次第です。その中でも深く納得したのは、「今求められているのは、ゲームそのものを作れる奴か、最高得点以上の点数をとっても平均得点分の給料で満足してくれる奴のどちらか」というくだり。高偏差値大学の出身者はあくまで人が作ったゲームの高得点者に過ぎないわけで、景気が上向きで黙っていても給料が上がっていた高度成長期ならいざ知らず、今の世の中では単にゲームが上手いだけでは価値にはならない。

しかし周りを見渡しても、いわゆる学歴コンプレックスはまだまだ沢山いるわけで、まだ年端も行かない子どもに意味不明な教育を押し付け、いい中学、高校、そして大学へという、クラシックな道を盲目的に信じている。そして子ども達から自分で考える力を奪ってしまうのだ。どんなゲームを作ろうか、と考える力を。

ただ、そういう無駄なところに労力を使う人が未だに多いってことは、逆にそうじゃない人にはチャンスが広がっているということ。このチャンスを生かしてどんなゲームを作るか、、、自分の能力が試される時期が来ているが、果たして僕にそんな力があるかどうか・・・。子ども達に夢を託すか。

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