2010/05/08

本読んだ

■ 「稼げる超ソーシャルフィルタリング」(堀江貴文)


今あちこちで話題になっているツイッター等を利用して、稼げる仕組みを作ろうという話。前作(100億稼ぐ超メール術)は読んでないが、多分内容を焼きなおして、ツイッターに関する情報を少し付け加えたのかな、という感じ。ツイッター・ブログを利用し倒して稼ぐ仕組みをバリバリ作るぜ!みたいなのを期待していたが、Gmail、メーリングリストの利用方法等が主な内容で、少し期待はずれではあった。しかしこの情報過多な世の中において、ホリエモンのような情報感度の高い人がどのような情報処理をしているのかを垣間見れたという点では、参考になった。

文中に、「会社に依存することなく個人のスキルを上げていかなければならない時代」みたいなフレーズがあったが、正にそのとおりだと思っていて、今日本が他のアジア諸国に比して停滞しているのは、そういう人が極端に少ないからなのかなぁと思ったりする。しょうもない社内政治とか社内事情に振り回され、あるいはそれにばかり精通し、自分自身では何の価値も産み出せない「サラリーマン」が多いんじゃなかろうか。モノとかサービスとか、本質的な価値を生み出すのに全然不要なアレコレが日本の会社には多すぎる。

もっと生産的なことに使う時間を増やせば、日本はきっと再生できる。どうすれば増やせるか。簡単な話で、無駄なことはさっさとやめればいい。無駄なフェーストゥフェースの会議とか、「一度ご挨拶に伺います」みたいなよく分からないこととか、諸々。行動を朝から晩までいちいちチェックしていけば、それこそ無数にある気がする。「顧客対応」とかにしても、客によってはコイツ暇つぶしかよ、みたいなバカ者もいっぱいいるし、そういうところも何とかする。そして浮いた時間はもっと生産性のあることに割り振る。みんなハッピー。

本の話からは少し逸脱した風だけど、要はこの本はそういうことを言っている。

~~~~読んだ本~~~~
■ 「ふしぎな図書館」 (村上春樹)
■ 「サラリーマン・リカバリー」 (大前研一)
■ 「怒らないこと」 (アルボムッレ・スマナサーラ)
■ 「マネー力(マネーリョク、大前研一)
■ 「『SPIN』営業術」
■ 「親が言っても、子供はやる」(大前さん)
■ 「質問する力」(大前研一)
■ 「金持ち父さん、貧乏父さん」(ロバート・キヨサキ)
■ 「稼げる超ソーシャルフィルタリング」(堀江貴文)

読んだ本、こうやって並べてみるとものすごく少ないなぁ。司馬遼太郎の「人斬り以蔵」もパラパラ読んだか、そういえば。もっと読まなきゃな。

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