2010/04/30

もっともっと主張してもいいと思う

今日は午前中に電話会議が集中していたので、午後はじっくり本でも読もうかと思っていたが、思いのほか忙しくなってしまい、結局今まで(23時30分)かかってしまった orz ていうか、サラリーマンの分際で午後は本でも読むかなぞ、思ったのが間違いだったのか。

ちょっと必要に迫られ、過去の行動を見返していたところ、3月に上海へ行ったときの感想みたいなのが手帳に書いてあった。上海行く度にいつも同じ感想を持つ気がするけど、やっぱりその勢いに圧倒されているようなことが書いてある。それからカンファレンスやプレゼンは全て英語で行われたが、中国語への翻訳は全くなく、そのまま英語で進行。何ら問題らしいことはなし。以前日本でセミナーやったときは、英語を逐一日本語に翻訳しながらの進行だったので、テンポは悪いし時間はかかるし、いいことなしだった。

言語という、小さな要素ではあるが国際化(グローバルコミュニケーション)には欠かせない要素において、身近な例でもこれだけの差が、中国と日本ではついてしまっているんだなぁと思う。

本当の意味で、グローバリゼーションとか国際化というのが進めば、日本も中国もなく、「世界」が豊かになればいいという意見もあろうし、まぁそれが最終形かなと思うが、しかし。今の段階ではやはり「日本」「中国」という枠組みで比較なり競争なり、せざるを得ないと思う。

別に中国を見習えなどとは思っていないが、日本はもう少し外に向けて自分たちの存在なり価値なりを、うまくアピールできるようにならなきゃいけないなぁと思う。外に向けて、我々はこんなに優れていますよ、というのは、多分普通の感覚を持った日本人ならちょっと恥ずかしいというか、極まりが悪いと感じるんじゃないかと思う。確かにそういう部分は美徳として持っててもいいとは思うが、論理的に自分たちの優れている点を説明して、相手を説得できる技術というのをもっと習得していかないと、せっかくの技術や才能が埋もれてしまう。

物静かで自己を主張しないが優秀で正しいことをできる奴は、間違っていようが手を上げて意見をどんどん発信する五月蝿い奴の陰に隠れてしまい、結局は後者が上に引き上げられてしまう。大きな組織であれば特にそうなる。

もっともっと、こんなに言ってもいいんかい?ぐらい主張してもいいと思うぞ。

2010/04/28

行列は思考停止と依存症

19のときに田舎から上京してきたんだが、東京に来てびっくりしたのはやはり人の多さ。どこ行っても人がたくさんいるし、あちこちで行列ができている。田舎モンなのでそんな行列なんて、給食前の手を洗う行列くらいしか知らない。メシを食うのに行列するなんざ自分の知らない世界だ。

その行列だが、常々抱いている疑問がある。疑問というか反対というか、まぁとにかく行列は嫌いだ。行列についている時って、まるで自分は今ベルトコンベアか何かに乗っている感じがする。何も考えずただそこにぼけーっといるだけで順番が回ってきて、メシを食う。ひどいとこになると混雑時のメニューは一つか二つだったり。そうなるともう何を食うかすら考えない。自動的に与えられるものを口に運ぶだけという、なんとも滑稽なことになる。そんなのはごめんだ。

何でバカみたいに行列につくのか。多分楽だからだ。行列しているイコール多数に支持されていて、まぁそれ程外れもないだろうと。付和雷同というか長いものに巻かれとけばまぁいいんじゃね?みたいな。完全な思考停止状態だ。しかもそういう多数による支持から離れるのが不安であるという、共依存的な症状もある。

行列ができるできないの違いなんて多分紙一重だ。微妙な味の差を鋭く感じ分けて、旨い店に好んで並んでる奴など、アホ面下げて行列している奴らの中にはほぼいないだろう。誰かの「あの店いいよ」とか何かのメディアが取り上げた店とか、そんなのに引きずられてロクに自分で判断もしないで「ここチョーうめぇ」とか言ってるんだろう、このヤロー!こっそり隣の店の食い物出しても分からんくせに。

メシ食うのに行列するのは、僕は大嫌いだ。

2010/04/27

自己メンテの日

月曜は朝イチで歯医者。
詰め物がとれてしまったので、近所の歯医者に行ったところ、なにやら他にも虫歯やら何やら見つかり、ちゃんと治しときましょうということで、ちょっと通うことになった。やれやれだ。

X線の写真によると、どうも歯の根っこの通常二股に分かれて刺さってる部分が、先すぼみというか、がっしり開いて刺さっておらず、構造的に根元に歯垢がたまりやすいのだとか。当然そんなところ歯ブラシは届かないので、次回以降どっかのタイミングでキレイにしないといけない。「かなり痛いと思います」だって。麻酔してくれると思うけど、やだなぁ。。。

何がイヤって、あの高音のキュイーンって音。あれを聞いただけでもう痛い気がする。足の指とか突っ張らかして、特にまだ痛くもないのにやけに力んでしまう。嗚呼イヤだ。ま、とりあえず今日のところは一箇所治療して型取って、次回そこに金属がはまる。それにしても何で未だに金属なの?セラミックとか高いのかな。保険対象外なんだろうな、きっと。オーストラリアで治療したときは、何も言わずにセラミックが入ったな。サードパーティの保険に入っていたのでそれでカバーされていたため、支払いはゼロだった、確か。銀歯ってみっともないよね。

それから隣町の大きな本屋まで、鉄鋼関係の本を探しに。首尾よく適当な本を見つけ、ついでに「コンテナ物流の理論と実際」という本もゲット。なかなか良い。マイナーな分野なので本が新しく書かれることがあまりないが、この本は2009年に書かれたばかりのものだったので良かった。データとかがそれ程古くない。本屋にいると何か落ち着くというか、リラックスできるので好き。

それから髪を切りに行った。随分前から行こう行こうと思っていたが、なかなかタイミングが合わず、今日出たついでにじゃあ行くかという感じで。さっぱりした。シャンプー時ついうとうとしてしまった、気持ちよくて。

こんな風に過ごしたが、別に今日休みというわけではないので、家に帰ってさぁ仕事するかと思ったら、もう娘が幼稚園から帰ってくる時間。迎えに出ると公園に行きたいというので、連れて行った。ジュースとおせんべいを持って、ちょっとした遠足気分で楽しそう。

そんなこんなで結局、ほぼ終日自己メンテナンスに費やした一日でした。明日からバリバリ行くぞ~(やる気なさそうに…)

2010/04/21

文系・理系って分け方変じゃない?

何か前にも書いた気がするが、文系・理系の振り分けって意味ないと思う。
むしろ間違っている気がする。

文系・理系の分類というのは、学ぶ側のスタンスで分けられたのではなくて、教える側の都合で分類されている気がするのだ。そもそも何かを知ろうとしたり学ぼうとするときに、そういう分類がされてしまっているのは学ぶ側にとってはマイナスにすらなり得る。例えば「文系」に分類されている経済学なんかでは、高度な数学の知識が必要だったりするわけだが、文系志望だし、なんて言って数学をおろそかにしていたりすると確実に苦労する羽目になる。

どういう観点で文系・理系と分類したのか知らないが、求められる能力的には同じ文系でも異なっていたり、文系・理系でオーバーラップしている場合だってあるんじゃないか。例えば「理系」に分類される生物学とか。専門家じゃないからアレだけど、世の中にいる生き物とか植物とかそういったものを観察・分類してそれを研究する。実物というか実地が先行してそれを体系化する。同じように、「文系」に分類される経営学とかも、実社会の商行為や企業活動がまず先行して、それを分析し研究する。そういう意味では生物学と経営学は共通している。

実地先行・観察分析型とは別に、ラボ先行というか研究室主導(脳内型)のものが対極にある。これは理論やラボでの実験等が先行で、その成果が実社会に反映されるものだ。例えば数学とかコンピュータサイエンスなんか典型的なものじゃなかろうか。この分野にはいわゆる「文系」科目が少ない気がするが、法学なんかは少しこの分野になるんじゃないかと思う。法律というのは、「国家権力による強制力を伴った社会規範」と普通は定義されていると思うが、「こうあるべき」みたいな理論みたいなものが先行する事も多いと思う。もちろんその「べき」は社会の事情を反映していなければならないので、そういう意味では、法学は実地先行型と理論先行型のミックスになるか。

医学も多分ミックス型だ。現状発生している病気等の事象を研究し、さらにそれを進めて、研究により疾病を未然に防いだり人工的に臓器を作る技術を開発したりして、実社会に理論や研究をアプライしていく。

普通は高校生のときに、文系に進むか理系に進むかという選択を迫られるわけだが、僕が思うにそんな風に自分を色分けしてしまうのは正直間違っているんじゃないかと思う。何となく国語が得意だったので文系に進んだがために、高度な数学を学ぶチャンスを失うとか。どうして選択肢をわざわざ狭めるようなことを強要するんだろうか。人的リソースを最大限に活用しなきゃならないし、その教育責任者としての学校が何も改革することなく、何十年も前から脈々と続いているこの文系・理系という分類分けを放置しているのは、大罪じゃないかとすら思うのだ。

親世代とかそれ以上の世代の頃からは随分時代も社会の姿も変わっていて、なかなか話も通じなかったりすることが多くなっているけど、教育とか学校のことに関しては、ほとんどギャップを感じずに話をすることができるってのはおかしくないか?僕は両親と同じ高校に通ったんだが、はっきり言って母親の頃と僕の頃に違いは全くといっていいほどない。文系・理系の分類にしろ、学ぶ教科にしろ、その勉強の仕方にしろ、大学受験にしろ、何十年も同じままだ。

教育が変わらないと人は変わらない。もう根本的にちゃんと見直さなきゃいけないんじゃないかと思うよ。とりあえず、文系・理系とかいう時代遅れの分け方はやめようよ。

2010/04/19

点滴のはなし

前回の続き。
人生初の点滴を。

点滴をしてくれた人、年のころなら40後半~50台のおばちゃん(仮にハマ子さん)。これはベテランと安心していたら、「うまくできるかしら。久しぶりなもんだから」とか言ってるし。久しぶりでも患者の前でそれ言っちゃだめよ、おばちゃん。

点滴の針を刺すのに四苦八苦しているおばちゃんだが、どうやらこれは僕の血管が細いせいらしい。そういえば、随分前に献血(400cc)したときは僕が終わるまでに3人くらいは入れ替わってたのを思い出した。そこでおばちゃんは「○○さーん(仮にツヤ子さん)」と助っ人を呼んだ。こちらもベテラン風情。するとツヤ子さんは「ハマ子さんにできないのに私にできるわけないじゃない」うん、これは患者の前のポーズというか、まぁ礼儀だろう。患者に不安を抱かせないための。正解だと思うよ、ツヤ子さん。

ここでツヤ子さんが仮に「ハイハイ、オッケー。ここをこう」とか言って簡単にやってのけてしまうと、患者的には「何でこんな素人ハマ子を俺にあてがうねん?」となりかねない。ツヤ子は多分プロだ。ツヤ子さんはさすがに、こっちの血管はどうとか、こっちの腕はどうとか、いろいろと提案して、結局はハマ子が僕に針を刺した。が、やはり血管が細いという欠陥はどうにもならず、薬はなかなか入っていかない。その辺の角度を何度も何度も微調整して、ようやくスムーズに薬が注入されるようになった。

さてそれまで歩くのはもちろん、喋るのもしんどかったのが、点滴薬が効いてきたのか、分と楽になってきた。ツイッターに「点滴なう」とツブヤクのはもちろん忘れない。軽くうとうとしてきたところでタイムアップ、というか注入終了。いやほんと楽になった。楽になったよ。

処方箋が出たので、となりの薬局で飲み薬と例のアレ(ゼンソクの子がシュっと吸ってるやつ)を処方してもらう。しかしなんでクレジットカード受け付けないかね。それはともかく、家に帰って早速あのシュッ、やってみました。これが無味無臭で、ちゃんとうまく吸えてるのかどうか分からない。が、一応医者に言われたとおり、終わってからうがいをする。口の中に残ったままだとあまり良くないとか。

薬とそのシュッのお陰で、とりあえずは普通の生活を送れるようになりました。
もう少ししたらまた水泳でも始めて体を適度に鍛えよう。

2010/04/16

人生初の点滴を受けた(たまごっち見ながら)

たまごっちを見ながらこれを書いているだっち。
娘が異様にたまごっちが好きで、月曜7時からの放送を見た後すかさず、録画した同じ話を見る。それでも飽き足らず、毎日のように録画してあるたまごっちを見ている。といっても一応ルールがあって、夕方4時以降にならないと、録画したものを含め、DVD等も見ちゃダメということになっている。

話の筋は完全に覚えてしまっているようだが、それでも見る。次のクチパッチ(食いしん坊のキャラ)とかゴザルッチ(忍者)のセリフを覚えていて、一緒に言ったりしている。子ども的には、全く新しい話をハラハラしながら見るよりも、予定調和というか、既に知っている話をフォローする方が安心感があるんだろう、きっと。

すごくどうでもいい話だが、基本的にキャラには「○○っち」というような名前が付いていて、例えばまめっち、らぶりっち、くちぱっちetc. すきまかぜっちという、たかがすきま風にも、そんな名前が付いている。しかし命名ルールから外れるキャラがいる。その名も「まきこ」という。何故かこれだけ(他にもいるかも知れないが、僕の知る限りという意味で)○○っちではなく、まきこ。真紀子か麻希子か。巻き髪がチャームポイントの高飛車なキャラだ。どうして「まきこ」が「まきまきっち」とか「まきっち」とか、そういう名前にならなかったのかと思うと、ちょっと気になる。

それならと、ネットで発見たまごっちの公式サイトをチェックしてみると、まきこは通り名(でいいのか?)で、本名は「マドレーヌ・キリエ・ドッチーヌ」というらしい。まさかマドレーヌ・キリエ・ドッチーヌとは。たまごっちの仲間ではどうも唯一本名を持っているらしく、その本名がやけに長いので、「まきこ」というあだ名で呼ばれているらしい。本人はどうも気に入っていなかったらしいが、今は定着しているようだ。ちなみに母親は「まじょりて」というらしい。こちらも命名ルール外。ただしアニメに出現する頻度はかなり低いと思う。

何かどうでもいい話と言っておきながら、つい検索連鎖してしまった。今日本当に書かなきゃいけなかったことは、人生初の点滴を受けたことなんだけど、これはまた次回にでも書くだっち。

2010/04/15

海外出張したいなぁ

何か6月半ば頃まで海外出張がないのでつまらん。

僕が勤めている会社では、主に担当製品毎に人が決まっていて、大きなくくりでの同地域内(APACとかEMEAとかAMERICASとか)では基本的にその担当者がプロジェクトであったり、製品のPOCであったりを担当する。だから人によっては、自国にとどまっているのは月にせいぜい1週間とかって人もいる。

しかし、僕の担当はあろうことか「日本」だ。日本国内の全ての製品が担当である。したがって海外出張する機会は、内部ミーティングか、それに類する何かのイベント事があるときに限られる。こんなに出張好きなのに。しょうがないので国内出張をたくさん入れようと思っている。

さしあたっては、関西エリアで何か動きがありそうなので、そちらに注力だ。

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■ 読んでる本
「万物を駆動する四つの法則」

なんか面白そうなので。

そういえば、村上春樹の 1Q84 の3巻が明日発売?近所の本屋が朝早くから開くらしい。社会現象だな。1巻2巻は本棚の肥やしになっているので、読んでみよう。

2010/04/05

こども手当て

細部が詰まらないままばら撒くらしいが・・・

本国に子どもを残して日本に出稼ぎに来ているような外国人には支給されるそうだ。
が、おかしなことに下記のような場合には支給されないらしい。

・孤児院の子どもたち(孤児院でなく、「児童施設入居者」と言わなければいけないらしい)
・不登校児が親から離れて更生施設にいる場合

( ゚Д゚)ポカーン・・・
上記2ケースとも、「日本人」の場合だ。
何か既に社会福祉を受けているから、というのがその理由だそうだが、だからといって日本に子どものいない外国人に支給することの適切な説明にはならないだろう。よくわからん、ほんと・・・