2009/04/16

一軒家取得計画

先日、近所の中古物件を見に行った。
かなり広い土地に、築年数の結構経っている家が建っている。2世帯用に作られたもので、手を入れればそのまま住めるものだ。環境はとても良く、古くて何か変わった造りであるとはいえ、建物も割としっかりしている印象。業者が既に申し込みをしているらしいが、一応その額を上回る価格で申し込みだけは入れておいた。買うか買わないかは全く別次元の話。

今日もみなみ野の話。
みなみ野の環境や雰囲気が結構気に入ったので、お母さんを連れて見に行ってみた。
前から気になっていた公園の周りを少し散歩してみたり、犬の鳴き声のうるさいカフェで昼食にしてみたり。やはり街の雰囲気はとてもいい感じ。自分自身もこういう環境に住みたいし、子どももこういう環境で育てたいと思った。街の住人も、同じ位の年齢の子どもを持った人たちが多く、そういう意味でも住みやすそうな印象だ。ただし、都心へ出る際の交通の便は今よりは確実に悪くなるが。

帰り、八王子にある住宅展示場へ寄った。
そこでお母さんが気に入った積水ハウスのモデルハウスへ。玄関が広く開放的に取ってあり、玄関脇に作られている和室へ入ることができる。2階も開放的な造りで、部屋部屋した感じで細かく区切られていない。子ども部屋もオープン。ま、もちろんモデルハウスなので、そういう風にあえて作ってあるわけだが、これが何か僕らの琴線に響いた。

担当の方に聞いてみると、みなみ野に販売センターがあり、なかなか良い土地を持っていると。そこですかさずみなみ野へ引き返し、現地を見てみることに。

小学校のそばの角地。小学校のそばというのが僕の心に突き刺さり、かなり気に入ってしまった。というのも、おじいちゃんが建築士だったんだが、家を建てるなら小学校の傍にしろと言っていたから。小学校の傍なら、交通の面でも防犯の面でも、行政が安全に気を使っているからというのがその主な理由だったと思う。確かに歩道がしっかり整備されていたり、あとは地域一丸で何か防犯対策をしているケースが多い。そういうところは価値も下がりにくいというわけだろう。

そんなこともあり、場所的にはかなり気に入ってしまったわけである。が、その後建売の家を見たのがいけなかった。大体同じくらいのサイズの土地に建っているものだったが、随分狭く感じるのだ。部屋とか割と細かく区切られていたからなんだろうけど、これはいけない。これでまずお母さんが、わざわざ八王子まで出てきてこんな狭いところに住みたくないと。確かにそうだ。どうせなら邸宅と呼ばれるような家に住みたいと。確かに。

八王子くんだりまで出てきてあれでは、ちょっと出てくる価値がない。さらに、みなみ野あたりに住んでいる人が言うには、やはり冬は寒いし、何より都心から帰ってくるのが大変だそうだ。通勤に相当な時間を取られてしまうので、みなみ野はやはりちょっと厳しいかなと思うようになってきている。さらに言えば、同世代が多く住んでいるということは、高齢化が一気に来るということでもある。町全体が高齢化する。多摩ニュータウンもそうだった。

環境的には自然も多く残っており、大変魅力的でこういうところで子どもを育てたいと思う反面、子どもを育てるには、いろんなタイプの人、いろんな世代の人達のいる環境の方がいい(そういう意味で、オーストラリアで子どもを育てるのがベストだなぁ、と思ってはいるが、それはまた別の話なので割愛)。

そういうわけで、みなみ野熱はほぼ去った。ただし、ものすごくいい条件の物件があればもちろん別だけど。そんなわけで、また場所探しというか、振り出しに戻った。ま、ああでもないこうでもないと、探していること自体結構楽しいので全然苦にはならないけど。

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