2010/03/19

上海帰り

ちょっと間が空いてしまった。

先週日曜から今週の水曜まで上海に行ってきた。
相変わらずパワフルというかエネルギッシュというか、活気がある印象。何でだろうか。人々がみんな元気な感じだからかな。元気というか図々しいというか、まぁとにかく「動いている」という感じ。

空港からタクシーに乗ってホテルに向かったわけだが、車のクラクションはなるほどこうやって鳴らして他の車をどかすためについてるのか、と感心した次第だ。プープー鳴らしながらびゅんびゅん飛ばしてグングン他の車を追い抜いていく。「どうだこの車早いだろう」とでも言わんばかりだ。全ての機能を目いっぱい使われて車もさぞかし嬉しかろう。あれじゃ寿命が短そうだけど・・・。ていうか、人の寿命も縮まりそうだ。上海では絶対運転できないと思う。

そんな上海だが、相変わらず接続できるWEBサイトに制限があったりする。
このブログにもアクセスできなかった。
ツイッター、Facebook、YouTubeなどは代表的なところ。多分他にも無数にブロックされてるだろう。国家を挙げてウェブをフィルタリングしているわけだ。よくやるな、という感じ。そんなとこに手間かけるくらいだったら他にやることありそうだけどなぁ。何でも何年か前、まだそういうフィルタリングがかけられる前に、血気盛んな国民がネット上で集結し、何やらクーデター的なイベントを企んだとか。それ以来ネットの検閲が中国で厳しくなったと聞いた。

また上海のことをちょっとずつ書いていこうと思います。誰も読まないこのブログに。

2010/03/09

報道番組と言えどもこの体たらく

やはりというか何と言うか、ここまで酷いのか、日本のテレビ番組は。
「報道」と名の付くような番組ですらこれだから、他の番組は言わずもがな。100%筋書き通りというか、作る側の思い描いた結論ありきで全て演出というか、ウソばかり、なのだろう。

2010/03/08

読んだ本まとめ

読んだ。

■ 「金持ち父さん、貧乏父さん」(ロバート・キヨサキ)

何を今さら、という感じもないではないが、とりあえず読んだ。育った環境に影響されているところも大いにあろうかと思うが、僕は小さい頃から独立志向だ。親・親戚など身近にサラリーマンがおらず、自分のビジネスを持っている人が多かった。サザエさんとか見て、波平やマスオが会社で何をやっているのかいつも不思議に思っていたものだ。自分も将来は何か自分でやるものだと思っていたが、何のことはない、サラリーマンである。別にサラリーマンが悪いといっているわけでは全然ないが、自分の思い描いていたベクトルとはやや異なることは確かである。この本を読んで自分の原点に帰れた気がする。ちと大げさか。

幸い今は、サラリーマンとは言え割と自由に働かせてもらっている。ただし結果が伴わない場合は・・・だけど。この点は自分でビジネスをやっている場合の方がもっとシビアだし、結果出せないのはどんな仕事でもダメダメなので、当然と言えば当然だが。

まぁとにかく、いろんな生き方があっていろんな選択肢があって、実際にそれぞれのフィールド(サラリーマン・自営業者・ビジネスオーナー・投資家)でいろんな人が確かに生活を営んでいるのだ。その選択肢は僕にある。

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今年に入って読んだ本をまとめとこう。
■ 「ふしぎな図書館」 (村上春樹)
■ 「サラリーマン・リカバリー」 (大前研一)
■ 「怒らないこと」 (アルボムッレ・スマナサーラ)
■ 「マネー力(マネーリョク、大前研一)
■ 「『SPIN』営業術」
■ 「親が言っても、子供はやる」(大前さん)
■ 「質問する力」(大前研一)
■ 「金持ち父さん、貧乏父さん」(ロバート・キヨサキ)

8冊中3冊が大前さんと、ちょっと偏っているが、まぁまぁのペースか。あれ、月2冊くらいを目標にしてたか、確か。だったら良い感じ。このペースを続けよう。

2010/03/04

このまま三流国家にならないために

本、読んだ。

■ 「質問する力」(大前研一)

質問する力は大事だよという内容の本。教育を「受ける」と普通に僕らは言うが、これはどうも日本の教育のスタイルを言い表している言い方だなと思う。常に正しいとされることを教師なり教科書なりが生徒に教え、生徒はそれを吸収していかに正確にリピートできるかをテストで試される。基本的に教える側、内容は常に正しいとされ、それに対する疑問を挟む余地はない。
しかし実際には教える側だって間違うこともあるし、正しくない内容だってある。それに今の世の中与えられた情報がそのまま正しいものとして受け取るなんてことは恐ろしくてできないだろう。

素直に人の言うことを信じる人たちが多いから下らないテレビ番組が検証もなしに、あるいは事実を都合よく捻じ曲げて垂れ流すうその情報なんかがあたかも事実のように世に広がり、しばらくしてからみんな「騙された」とか寝言を言うのだ。そういう人は納豆食ってダイエットでもすればいい。

ほんとにそうなの?と、前提を疑う姿勢を忘れないようにしないといけない。
何か所得税やら消費税やらいろいろ払っている他に、住民税とか何とかいうものまで払っている。 どうも所属する地方自治体に上納しているらしいが、ほんとに有効に使われているのか?何で市長は燃費の悪い黒塗りの大きな車に乗り続けているのか?なんでそんな市長が当選し続けているのか?市議会議員みたいなのが山ほどいるけどそんなに必要なのか?何で何ともない道路を決まって年末にほじくり返すのか?何でこんなに税金払ってるのにろくなサービスがないのか?役所にそんなにたくさんの人は必要なのか?

ちゃんと疑問を持って、ほんとにそうなのかとみんな問い続けないと世の中は良くならないし、何よりこのまま日本がずるずる三流国家への道を進み続ければ、困るのは子ども達だ。何とか食い止めないといけない。