2008/09/12

去るか、去らせるか

同僚と昼飯を食いながら話をした。
うちにいるシニアマネージャー(X氏)の件。
どちらからともなくその話になったんだが、2人とも意見は見事に一致していて、Xはいない方がいいと。
いない方が自由な発想もできるし、おかしな思い付きの意見に振り回されて時間を無駄にすることもないと。あぁ、やっぱりそうか。

Xというのは、いわゆる「外資系」で働いたことはあるが、外資といっても様々で、完全に日本人の社長の元、日本の文化とか変な根性論が支配している外資も結構ある。X氏はそういうところの営業畑を歩き、率いてきた人だ。

何となく根性論というか、「売って来いバカヤロー」といったノリで目標達成してしまっていたり(つまり優秀な兵隊がいた)、たまたま勢いのある時期にその組織に参加していたりで、うまくやって来れたようだというのが、最近分かってきた。

今、数字の未達状態が1年半以上続いている。四半期毎の目標設定なので、実に6期以上連続して未達という状態。今期も当然未達確定で、少しでも近づけるために何をするのか、というビジネスプランを海外にいる上司に聞かれたところ、「お客さんにお願いする」とのこと。

ビジネスプランとかストラテジーとか聞かれて、お客さんにお願いするて。
お願いするというのも、来期予定していたものを今期に早めるだけで、つまり来期はさらに苦しくなるわけだ。そんなレベルの人間が何となく偉い地位にあるのが、日本の多くの企業に見られるんじゃなかろうか。特に営業力だけが取り得のとろとか特にさ。

まぁそれはそうと、そのX氏、大変情緒不安定なのだ。僕も同僚もそれで悩んでいる。
2人ともいつ転職してもおかしくない状態だ、このX氏のおかげで。逆にこのX氏がいなければいいね、なんて事を話したりして。じゃあX排除の方向で協力しようかとも思うが、正直ビジネスパートナー達の質も大変低く、ずっとやっていくには魅力が少ないというのが正直なところ。ある程度の責任を持って、ビジネスをキャリーしていくというのであれば、それはそれでいい経験になるので、歓迎するところではあるが、うちの本部は権限委譲など眼中にないので、そういうことは起こらないだろう。

じゃあどうなるのか?
もう少し様子見てから決めようと思う。

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