2008/05/11

KリスピーKリーム考察

明日から2週間ほど、パートナーを呼んでのトレーニング。
一部講師を務める予定だが、弟君の予定日とほぼ確実に重なる。まぁ出産優先になるのは当然なんだけど。普段はそれほど立て込むことはないのに、重なるときはいろんなものが不思議なくらい重なるなぁ、と思う。

それはさておき、某所に買い物に行ったところ、どえらい行列が。ああ、KリスピーKリームか。並ぶやつはキチガイだと思う。でっかい換気扇でもって、中の空気を外に排出してるんだが、わざとやっているんだろうが、ドーナツに使用されていると思われる香料の臭いを辺り一面に撒き散らしているのだ。大げさではなく、吐き気をもよおした。あんなうまくもないものに群がるやつらの気が知れない。体にも良くないだろう。

ここでは、KリスピーKリームがどれだけ悪の根源になり得るのかを論じてみようと思う。

ああいった必ずしも必要でないものを求めるために長い行列につくという行為に耽っている人たちは、まず依存症的思考停止状態にあるといえるだろう。もちろん造語だ。どういうことかと言うと、大勢の人が並んでいるという、いわば流行真っ最中のものに遅れてはならない、という強迫観念に囚われているわけだ。つまり流行とか社会の流れから見捨てられるという不安を常に抱えた、いわば境界性人格障害者たち、あるいはその予備軍なのである。そして列に並んでさえいればいつか自動的に自分の順番が回ってくる。そう、思考は完全に停止状態だ。口は半開きで大抵携帯とかをいじっている。携帯をいじる行為もある意味思考停止状態にあると言えるだろう。

さらに、KKはたくさん買うと安くなることから、会社の女の子なんかに「キャー、これチョー好きなんですよぉ~。これチョー買うの大変じゃなかったですかぁ?チョー流行ってるんですよぉ~。課長チョーありがとうございますぅ~。チョーチョー」とか言われたい会社のおっさんが朝早くから並ぶだろう。KKは朝早くからやってるところが多いではないか。それはそういう課長たちをターゲットにしているのだ。会社に行く前に課長たちがドーナツを求めて並ぶのだ!淡い下心を抱きながら!!かなわぬ情事を夢見ているのだ!!!そういった課長たちの中には、妄想と現実の区別がつかなくなってしまう猛者もいることだろう。それは大変な不幸が起きることを意味する。課長の家庭は壊れ会社の籍もなくなるか、あるいは左遷である。

以上のように、KKはかくも日本社会の質の低下に加担し、さらには慎ましやかな幸せを享受している課長たちの家庭までをも破壊しかねない、甘いベールに包まれた恐ろしい兵器であると言えるのである。

やっぱりミスドだろう。

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